豪ボンダイビーチ乱射事件、銃撃前に手製爆弾投てきも不発
12月21日、オーストラリアのシドニーで、ボンダイビーチの銃撃事件犠牲者を悼んで花を捧げる人々。REUTERS/Eloisa Lopez
Renju Jose Kirsty Needham
[シドニー 22日 ロイター] - オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで今月14日に起きた銃乱射事件で、容疑者らが銃撃を始める前に手製のパイプ爆弾やテニスボール爆弾を群衆に投げ込んでいたことが、22日公開された裁判資料で明らかになった。爆弾はいずれも爆発しなかった。
銃撃事件では15人が死亡、数十人が負傷した。警察に射殺されたサジド・アクラム容疑者(50)は6丁の銃器を所有。息子のナビード・アクラム被告(24)は殺人やテロなど59の罪で起訴された。
裁判所が公開した警察資料によると、親子は数カ月前から犯行を計画し、事件の2日前にボンダイの海岸沿いの公園を下見していた。
資料に添付された写真には、ニューサウスウェールズ州の人里離れた農村部で親子が銃器の訓練をしているとみられる様子が映っている。
警察は親子の携帯電話で10月に撮影された動画も押収。動画には過激派組織「イスラム国」(IS)の旗の画像の前に座り、シオニストの行為を非難しながら犯行動機を英語で説明する様子が映っていた。
事件当日の午前2時過ぎには、キャンプシー地区の短期滞在用の賃貸住宅から毛布に包まれた長くかさばる物品を車に搬入する親子の姿が防犯カメラに写っていた。その後、親子は午後5時ごろに車でボンダイに向かった。
警察は、毛布に包まれていた物品について、単発式ショットガン2丁、ベレッタ社製のライフル1丁、パイプ爆弾3個、テニスボール型爆弾1個、大型の自家製爆発装置1個とみている。
キャンプシー地区の短期滞在用の住宅からは3Dプリンターで作製されたショットガンの部品のほか、爆弾製造器具、コーランの写しなどが見つかった。
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