ブラジルGDP、第3四半期は前期比0.1%増に減速
写真はサンパウロの街並み。1月13日、サンパウロで撮影。REUTERS/Jorge Silva
Marcela Ayres
[ブラジリア 4日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が4日発表した2025年第3・四半期(7―9月)の国内総生産(GDP)は前期比で0.1%増となり、ロイターがまとめたエコノミストの市場予想の0.2%増を下回った。中央銀行の政策金利が高止まりしている中でサービス部門と家計消費が低迷し、景気が減速しているのを示した。
伸び率は第1・四半期の1.5%、改定された第2・四半期の0.3%から一段と縮小した。中央銀行が来年早期に利下げを決めるとの見方が強まった。
中銀は7月以降、政策金利を約20年ぶりの高水準となる15.00%に設定している。来週開催される今年最後の金融政策委員会(COPOM)では金利の据え置きが予想されている一方、投資家らは来年1月または3月に利下げが決定されるとみてヒントを探っている。
ポロ・キャピタルのエコノミスト、アルナルド・リマ氏は今回の結果は景気減速が続いていることを示しており、サービス業の伸びが鈍く、家計消費も控えめな中で景気のソフトランディング(軟着陸)が確認されたとして「これは来年1月に利下げするとの予想を裏付けるもう1つの指標だ」と指摘した。
主力のサービス部門は前期比0.1%増にとどまった。一方、鉱業が下支えした製造業は0.8%増。農業は0.4%伸びた。家計消費は0.1%増と、1年ぶりの低水準となった。政府支出は1.3%増え、総固定資本形成を示す投資は0.9%伸びた。
GDPの前年同期比は1.8%増え、増加率は市場予想の1.7%を上回った。
キャピタル・エコノミクスのシニア新興市場エコノミスト、リアム・ピーチ氏はこれが3年ぶりの低水準だったとして「中銀が慎重姿勢を崩さない理由はあるものの、金融緩和サイクルは目前に迫っているようだ」とし、来年1月に利下げが決まるとの予想を示した。
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