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米欧、イランに迅速な協力要求 IAEA理事会に決議案

2025年11月19日(水)09時53分

Francois Murphy

[ウィーン 18日 ロイター] - 英仏独の欧州3カ国と米国は18日、今週開かれる国際原子力機関(IAEA)理事会に提出した決議案でイランに対し、攻撃を受けた同国の核施設と濃縮ウラン貯蔵に関する説明と査察を求めた。

外交筋によると、決議案は早ければ19日にも採択される可能性が高い。IAEAは先週、イランが今年6月にイスラエルと米国から空爆された核施設への査察を受け入れず、濃縮ウラン貯蔵を巡る検証が「大幅に遅れている」とする報告書を理事国に送付した。

ロイターが閲覧した決議案は「イランは国内の核物質量と保障措置下にある核施設に関する正確な情報を遅滞なく(IAEAに)提供し、情報を検証するために必要なあらゆるアクセスを同機関に認めなければならない」としている。

イランは同国を標的とするいかなる決議案にも報復すると警告している。

ロイター
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