AI端半導体「ブラックウェル」対中販売、技術進化なら可能性=米財務長官
ベセント米財務長官は4日、技術革新が進み、さらに高性能の半導体が製造されるようになれば、米半導体大手エヌビディア
[ワシントン 4日 ロイター] - ベセント米財務長官は4日、技術革新が進み、さらに高性能の半導体が製造されるようになれば、米半導体大手エヌビディア
ベセント氏はCNBCのインタビューで「エヌビディアの驚異的なイノベーションを踏まえると、1年後、もしくは2年後になるかは分からないが、効率性の観点からブラックウェルが2─4段階下に位置付けられるようになる可能性もある」とし、「その段階になれば、(中国などへの)販売が可能になる」と語った。
ブラックウェルを巡っては、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)が先月、中国で販売できるようになることを望むとした上で、最終判断はトランプ米大統領に委ねられると述べている。
ベセント氏は対中貿易について、関係は「良好」と指摘。トランプ大統領と中国の習近平国家主席は20カ国・地域(G20)首脳会談(サミット)で再び顔を合わせる可能性があるとも述べた。





