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米財務長官、関税巡る最高裁口頭弁論を傍聴へ トランプ氏は欠席

2025年11月04日(火)16時37分

写真はベセント米財務長官。9月18日、英国のアイルズベリーで代表撮影。REUTERS

Jasper Ward Andrea Shalal

[ワシントン 3日 ロイター] - ベセント米財務長官は3日、トランプ米大統領の関税政策の合法性が争点となる今週の米連邦最高裁の口頭弁論を傍聴する考えを明らかにした。

FOXニュースの番組で「これは国家安全保障に関わる問題だ」との認識を示し「口頭弁論を傍聴するつもりだ。できれば最前列、リングサイドの席に座りたい」と語った。

自身の出席が威圧と受け止められる懸念について問われると、ベセント氏は「これは経済上の緊急事態であることを強調するためだ」と説明した。

一方、トランプ氏は2日、混乱を招く可能性を考慮し口頭弁論には出席しない意向を示した。

大統領専用機内で記者団に対し、「ぜひ傍聴したかったが、決定の重要性から注意をそらすようなことはしたくない。自分に注目を集めたくない。これは私個人の問題ではなく、この国の問題だ」と語った。

ロイター
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