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豪企業景況感指数、4月は長期平均水準まで低下 雇用の伸び鈍化

2024年05月13日(月)12時20分

 5月13日、ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が13日発表した4月の企業景況感指数は前月比2ポイント低下のプラス7となった。写真はシドニーのビジネス街で2021年6月撮影(2024 ロイター/Loren Elliott)

[シドニー 13日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が13日発表した4月の企業景況感指数は前月比2ポイント低下のプラス7となった。高金利を背景に売上高や雇用の伸びが鈍化した。一方、価格上昇圧力はさらに緩和した。

雇用指数がプラス7からプラス2へ大幅に低下した。

信頼感指数は横ばいのプラス1となった。

NABによると、企業景況感指数はほぼ長期平均の水準に回帰した。

3カ月間の小売価格上昇率は前回の1.4%から0.9%に鈍化。仕入原価の上昇率と人件費の上昇率もそれぞれ前回の1.5%と1.7%から1.2%と1.5%に鈍化した。

NABは「第2・四半期のインフレが幾分軟化する可能性を示している」と指摘した。

ロイター
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