ゲオルギエワIMF専務理事、2期目目指すか明言せず
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事(写真)は27日、任期が残り7カ月となったことについて、再任を目指すかどうか考えていないと語った。ブラジルのサンパウロで撮影(2024年 ロイター/Carla Carniel)
Andrea Shalal
[サンパウロ 27日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は27日、任期が残り7カ月となったことについて、再任を目指すかどうか考えていないと語った。
20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行専務理事会議の合間にロイターのインタビューに答えた。
「常に将来の仮定の話ではなく、今している仕事をするという考えだ」と述べ、目の前の課題に集中していると説明した。
ブルガリア出身のエコノミストであるゲオルギエワ氏は女性として2人目の専務理事で、新興市場国から初めてIMFのトップに選ばれた。
就任の数カ月後に発生した新型コロナウイルスの大流行や2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻など、世界経済への大きな衝撃を乗り越えてきた。これまでにウクライナへの大型融資やアルゼンチン向け融資プログラムの見直しなどに取り組んできた。
加盟国の経済や政策を評価する政策監視に気候変動を要素として加えるよう働きかけたことや、新興市場国や途上国に大きな関心を向けていることに内外から批判もある。
長年の慣習としてIMF専務理事は欧州から、世界銀行総裁は米国から選ばれている。関係筋は欧州が候補者を一本化できれば選考が一気に進む可能性があるとの見方を示した。
ゲオルギエワ氏の任期は10月までだが、4月のIMF・世銀総会の前に専務理事の人事を決定するのが妥当との声もある。





