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米CITの航空機リース事業売却、日・中企業が関心=関係筋

2016年05月30日(月)19時18分

 5月30日、関係筋によると、米商業銀行CITグループが売却手続きを開始した航空機リース事業について、中国複合企業の海航集団や中国工商銀行傘下のICBCリーシング、オリックスを含む十数社が取得に関心を示している。写真はシドニーで4月撮影(2016年 ロイター/DAVID GRAY)

[シンガポール/香港 30日 ロイター] - 関係筋によると、米商業銀行CITグループが売却手続きを開始した航空機リース事業について、中国複合企業の海航集団(HNAグループ)や中国工商銀行<601398.SS>傘下のICBCリーシング、オリックス<8591.T>を含む十数社が取得に関心を示している。

CITの航空機リース部門コマーシャル・エアの売却額は30億─40億ドルに上る可能性があるという。

関係筋によると、東京センチュリーリース<8439.T>、中国投資有限責任公司(CIC)、CDBリーシング、世界の年金基金や保険会社なども売却入札への参加を打診された。

一次入札は6月に締め切られる予定という。

コマーシャル・エアの資産価値は約110億ドル。

CIT広報担当は入札について尋ねると、「入札価格や参加者についてコメントしない」と答えた。

HNAグループの広報担当は、入札について認識していないと回答。オリックス、東京センチュリーリース、ICBCリーシングはコメントを拒否した。CICはコメントせず。CDBリーシングには接触できていない。

*カテゴリーを修正して再送します。

ロイター
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