午前の日経平均は続伸、値ごろ感から押し目買い 中東警戒は継続
写真は東京証券取引所で2018年10月11日撮影。REUTERS/Issei Kato
Noriyuki Hirata
[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比211円98銭高の5万5490円04銭となった。安く始まった後はもみ合いが続いたが、前場の終盤にプラスに転じた。値ごろ感に着目した押し目買いが入ったとみられている一方、週末を控えて中東情勢への警戒感は根強く、手掛けにくさも意識されている。
日経平均は前日比600円安で寄り付いた後、心理的節目の5万5000円を挟んだ値動きが続いた。今晩発表の米雇用統計や、週末の中東情勢の行方への警戒感は根強く、一時764円安の5万4513円に下げを拡大する場面があった。
その後は徐々に下げ幅を縮小し、前場終盤にプラスに転じた。押し目買いが支えになったとみられる。もっとも、市場では「地政学リスクの話はどこが底かを見極めにくい」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との声も聞かれた。
市場には買い場探しのムードがあるといい「裏を返せば弱気になり切れていないとみることもできる。底打ちとはまだいい切れない」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司シニア・ファンド・マネージャー)との見方があった。
物色面では、このところ軟調だったソフトウエアやコンサルティングなどの関連株が買い戻された一方、相場をけん引してきたAI(人工知能)・半導体関連といった銘柄群の弱さが意識され、ポジション(持ち高)調整が主体との見方もあった。
TOPIXは0.08%高の3705.80ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆7163億5600万円だった。東証33業種では、値上がりはサービスや情報・通信、その他製品など13業種、値下がりは非鉄金属や鉱業、建設など20業種だった。
ベイカレントやマネーフォワード、トレンドマイクロが大幅高となった一方、フジクラや三井金属、丸紅は軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが573銘柄(35%)、値下がりは984銘柄(61%)、変わらずは38銘柄(2%)だった。
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