CVC、「ツバキ」のファイントゥデイ売却を検討=関係筋
Kane Wu Yantoultra Ngui Miho Uranaka
[東京/香港 10日 ロイター] - 英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが、ヘアケア・スキンケア商品の「ツバキ」「ウーノ」などを展開するファイントゥデイホールディングスの売却を検討していることが分かった。4人の関係筋が明らかにした。同社が市場環境を理由に、11月に予定していた東京証券取引所での新規株式公開(IPO)を延期したのに続き、CVCが売却の可能性を検討しているという。
関係筋の1人によると、グローバルのプライベート・エクイティ(PE)ファンドに加え、中国の事業会社1社も関心を示している。検討は初期段階にあるとしており、詳細や評価額は不明。CVCは売却に向け、ファイントゥデイのEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の約14─15倍に相当する20億ドル超の企業価値評価額を求めているという。
同社は今年10月、2870万株の新規発行・売り出しを行い、11月5日に上場すると発表していたが、昨年に続き2度目のIPOの延期を決めた。関係筋の2人によると、投資家が支持した公開価格と株主であるCVCの目指す水準が乖離していたという。同社は上場手続きの再開については、今後の株式市場の動向などを見極めた上で総合的に判断するとしていた。
CVCはコメントを控えた。ファイントゥデイは、「回答できる事項はない。事業は引き続き通常通り継続する」とコメントした。
ファイントゥデイは資生堂が2021年に日用品事業を分離・売却して誕生した企業。24年度の連結売上収益は1073億円、調整後営業利益は145億円だった。27年度に売上収益1320億円以上、調整後営業利益は190億円以上を目指すとしていた。上場した場合の想定時価総額は1690億円だった。
CVCキャピタル・パートナーズはグローバルなPEファンドで、マーケティング調査会社マクロミルなどへの投資実績があるほか、化粧品メーカーのマンダムによるMBO(経営陣が参加する買収)の一環で株式公開買い付け(TOB)を実施している。
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