午前の日経平均は大幅反発、5万円回復 AI関連に買い戻し
写真は株価ボードの前を通り過ぎる女性。都内で4月撮影。REUTERS/Issei Kato
Hiroko Hamada
[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅反発し、前営業日比1487円40銭高の5万0025円10銭となった。米半導体大手エヌビディアの好決算と、同社株が時間外取引で上昇したことが好感され、東京市場でもAI(人工知能)・半導体関連銘柄に買い戻しが先行。日経平均は節目の5万円を回復し、一時2000円超値上がりする場面もあった。
日経平均は前営業日比591円高でスタートした後、すぐに上げ幅を拡大し取引序盤に一時2037円高の5万0574円82銭まで上昇した。朝方に公表されたエヌビディアの決算を受け、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄を中心に大幅高となった。ドル/円相場での円安進行も支援材料だった。
買いが一服すると5万円台を軸に一進一退が継続。公表が遅れていた9月の米雇用統計が今晩発表されるため、様子見姿勢が強まったという。
エヌビディアの決算は実績・見通しともに市場予想を上回り、「このところ高まっていた警戒感を一気に吹き飛ばす、完璧といってもいい内容だった」(ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジスト、井出真吾氏)と評価する声が多い。同社株が時間外取引で「素直に上昇したことも投資家心理を支えた」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)という。
今後の日本株については「緩やかに上昇していく展開を見込むが、一段高となるためには新たなカタリストが必要」(浪岡氏)との声が複数聞かれた。
TOPIXは1.99%高の3310.07ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆3247億7900万円だった。東証33業種では、保険以外の32業種が値上がり。非鉄金属、電気機器、証券、商品先物取引などの上昇が目立った。
個別では、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストが大幅高となり、3銘柄で日経平均を722円ほど押し上げた。フジクラやディスコ、レーザーテックも堅調。
一方、東京電力ホールディングスが4%安と軟調。再稼働をめざす柏崎刈羽原発(新潟県)を巡り、今年6月にテロ対策に関わる秘密文書の管理不備が複数見つかっていたと朝日新聞が19日に報じ、嫌気された。
プライム市場の騰落数は、値上がり1407銘柄(87%)に対し、値下がりが171銘柄(10%)、変わらずが35銘柄(2%)だった。
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