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米ボーイング、エミレーツから380億ドルの受注 ドバイ航空ショー

2025年11月18日(火)09時31分

2025年11月17日、ドバイで開催された航空ショーで展示された写真。REUTERS/Amr Alfiky

Ahmed Elimam Tim Hepher Federico Maccioni

[ドバイ 17日 ロイター] - 米ボーイングは17日に開幕したドバイ航空ショーでエミレーツ航空から380億ドルの受注を獲得し、アフリカの航空会社とも契約を結んだ。一方、中国は旅客機「C919」を中東で初めて披露した。

エミレーツ航空はボーイング「777─9」を65機追加発注すると発表。同社による「777X」シリーズの発注はこれで270機となった。ボーイングはより大型の機体の実現可能性調査を行うことに合意した。

ボーイングはまた、エチオピア航空が「737MAX8」を11機追加発注したほか、エア・セネガルが「737MAX」を9機購入し、さらに6機を購入する可能性もあるとした。

中国国有の中国商用飛機(COMAC)はC919の販売活動を強化している。ただ、同社の既存2機種である「C909」とC919は欧米規制当局の認証を取得していないため、アナリストは中国が近い将来に世界のジェット機市場で大きなシェアを獲得するとは予想していない。

ロイター
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