米ウェイモ、来年自動運転タクシーをラスベガスなど3都市に拡大
        	ウェイモの無人運転車。10月16日、ニューヨークで撮影。REUTERS/Shannon Stapleton
[3日 ロイター] - 米IT大手アルファベット傘下のウェイモは3日、来年に西部ネバダ州ラスベガス、カリフォルニア州サンディエゴ、中西部ミシガン州デトロイトで自動運転タクシーサービスを開始すると発表した。
ウェイモは、既存の英自動車大手ジャガーのSUV(スポーツタイプ多目的車)「I─PACE(アイペース)」車両に加えて、今週には中国同業の吉利汽車と共同開発した同社電気自動車(EV)「Zeekr(ジーカ―)」ブランドの新型車の運行も始めるという。
新型車は自動運転タクシー専用に設計されており、サービス拡大に伴い段階的に導入される。
米EV大手のテスラは今年初めに待望の自動運転タクシーサービスを立ち上げた。一方、ウェイモは既に南西部アリゾナ州フェニックス、カリフォルニア州サンフランシスコ、ロサンゼルス、南部テキサス州オースティンで自動運転タクシー事業を行っており、累計1000万回以上の運行実績がある。
ラスベガスでは来年夏に運行を開始する計画で、サンディエゴについては、現在、現地当局や緊急対応機関と連携して事業許可の取得を目指している。
またデトロイトではミシガン州北西部アッパー半島での冬季試験により通年運行能力が強化されたと説明した。





