ノバルティスCEO、120億ドルの米バイオ企業買収は「取るべき適切なリスク」
10月27日、スイスの製薬大手ノバルティスのバサント・ナラシンハン最高経営責任者(CEO、写真)は、米バイオテクノロジー企業アビディティ・バイオサイエンシズを120億ドルで買収することについて、アビディティの希少筋疾患治療薬候補の後期(第三相)試験データが出る前のタイミングだったのは「取るべき適切なリスク」と説明した。1月22日、ダボスで撮影(2025年 ロイター/Yves Herman)
Bhanvi Satija
[ロンドン 27日 ロイター] - スイスの製薬大手ノバルティスのバサント・ナラシンハン最高経営責任者(CEO)は27日、米バイオテクノロジー企業アビディティ・バイオサイエンシズを120億ドルで買収することについて、アビディティの希少筋疾患治療薬候補の後期(第三相)試験データが出る前のタイミングだったのは「取るべき適切なリスク」と説明した。
買収価格はアビディティ株の24日終値に46%上乗せした水準で、バイオ企業の買収としては、ジョンソン・エンド・ジョンソンのイントラ・セルラーセラピーズの買収(146億ドル)に次ぐ今年2番目の規模、2018年にCEOに就任したナラシンハン氏にとっては最大の案件となる。
発表翌日の27日、アビディティ株が40%以上急伸する一方でノバルティス株は1.5%下落した。
ナラシンハン氏は、27日の投資家向け電話会議で、治験データの発表を待っていたら買収規模は「2倍になった可能性がある」と述べた。
両社の株を保有するアークティック・アセット・マネジメントのポートフォリオ・マネージャー、ダニエル・ボラノウスキー氏は、ノバルティスがデータを待つこともできたのに、これほど早く動いたのは「少し常軌を逸している」と述べた。ただ「これまでのデータを信じるのであれば、これらの新薬候補の将来性は十分に大きく意味がある」と指摘した。
アナリストは、アビディティの治療法はノバルティスの希少疾患ポートフォリオにフィットするとみているが、買収価格はこれまでのノバルティスの事業成長を狙ったボルトオン買収よりも高いとの指摘が多い。
来年退任するハリー・キルシュ最高財務責任者(CFO)はアナリストらに「ノバルティスの規模とキャッシュ・ジェネレーションからすれば、この買収はボルトオンのようなものだ」と述べ、将来の買収に向け十分な資金力があると語った。
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