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トランプ氏、ボーイング工場訪問 製造業復活と雇用維持を確約

2月17日、トランプ米大統領は航空機ボーイングを訪れ、米製造業の復活を確約し、国外へ雇用を移す企業に制裁を加える方針を表明。写真は17日、サウスカロライナ州ノースチャールストンのボーイング工場で撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ノースチャールストン(米サウスカロライナ州) 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、米航空機大手ボーイングの工場を訪れ、米製造業の復活を確約するとともに、国外へ雇用を移す企業には制裁を加える方針を表明した。
大統領はボーイングのサウスカロライナ州工場で、最新の「ドリームライナー」の発表を祝う式典に参加し、従業員を前に演説した。
「米国人魂のパワーを解き放ち、偉大な米国民が職につけるようできる限りのことを行う」とし、「米国製品を買い、米国人を雇うというのがわれわれのスローガンだ」と訴えた。
さらに、米国人を解雇し雇用を国外へと移した企業は、米国で製品を販売する際に「著しい制裁」に直面するとあらためて述べた。
大統領はこれまで、ボーイングが製造する米大統領専用機「エアフォースワン」の次世代機が高額などと批判していたが、デニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)から工場内を案内された大統領は、ボーイングは「素晴らしい仕事をしている」と評価した。