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日経平均は大幅反落、1万6500円割れ 日銀買い入れめぐる観測で軟化
8月18日、東京株式市場で日経平均は大幅反落。1ドル100円割れへとドル安/円高方向に振れた為替が重しとなった。写真は都内の株価ボード。昨年4月撮影(2016年 ロイター/Issei Kato)
[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落。1ドル100円割れへとドル安/円高方向に振れた為替が重しとなった。日銀によるETF(上場投信)買いへの期待感から、売り先行後は下げ幅を縮小する展開となった。だが、日銀の買い入れの動きが見られないとの観測が広がり、後場に入り再び軟化した。
日経平均終値は8月5日以来、8営業日ぶりに1万6500円を下回った。
前引け時点でTOPIXの下落率は前日比0.38%。市場では後場に日銀のETF買いが入る目安として「前場引け時点のTOPIXの下落率が0.2%以上」(国内証券)との見方が一部にあった。ところが、後場入り直後に先物への売りが出た。日銀の注文が見当たらないとの市場観測が流れたことが、投資家の失望売りを誘った。
日本株には円高も重荷となったが、ドル/円
その後、財務省の浅川雅嗣財務官が為替市場について「投機的な動きがないか、絶えず注視」と発言したことで、ドル/円は持ち直しの動きも見られたが、日経平均は断続的な先物売りに押され、大引け前に日中安値を更新。JPX日経400<.JPXNK400>は安値引けとなった。
藍沢証券投資顧問室ファンドマネージャーの三井郁男氏は「下がって割安なところを買うアプローチも、需給上難しい。日銀のETF買いによる思惑で指数が上下に振れており、市場で起きていること自体、歪んでいると感じざるを得ない」と指摘している。
個別銘柄ではソフトバンクグループ<9984.T>が軟調。17日、今年2月に決議した1億6700万株、5000億円を上限とする自社株買いが終了したと発表した。需給面での緩みなどを嫌気した売りが優勢となった。
半面、さが美<8201.T>が急伸。ユニーグループ・ホールディングス8270.Tが17日、保有するさが美株全株を投資ファンドに売却すると発表した。ファンド主導での事業再生を期待した買いが入った。
東証1部騰落数は、値上がり304銘柄に対し、値下がりが1594銘柄、変わらずが75銘柄だった。
日経平均<.N225>
終値 16486.01 -259.63
寄り付き 16649.91
安値/高値 16481.41─16714.61
TOPIX<.TOPX>
終値 1290.79 -20.34
寄り付き 1302.29
安値/高値 1290.74─1306.37
東証出来高(万株) 187609
東証売買代金(億円) 21485.65
(長田善行)





