最新記事
アメリカ

キリスト教団体がバンス米副大統領を猛批判...「イエスに背いた」とされる発言とは?

Thousands Sign Christian Petition Accusing JD Vance of Going Against Jesus

2025年2月14日(金)14時50分
レイチェル・ドブキン
バンス副大統領に1万9000人以上が抗議...キリスト教団体の主張とは? REUTERS

バンス副大統領に1万9000人以上が抗議...キリスト教団体の主張とは? REUTERS

<「隣人を愛せ」──バンス副大統領の発言がキリスト教団体の怒りを招き、抗議の嘆願書が急速に広がっている。その背景とは?>

バンス副大統領がトランプ政権の強硬な移民政策を支持する発言をしたことに対し、キリスト教団体が「イエスに背いている」と非難する嘆願書を作成した。この嘆願書はすでに1万9000以上の署名を集め、目標の2万に迫っている。

本誌は2月13日、バンス氏の事務所にコメントを求めてメールを送った。

トランプ政権の移民政策、とりわけ米国内に不法滞在している人々の大量強制送還は、世界的にも注目を集めている。ローマ教皇フランシスコをはじめとするキリスト教徒の間でも、この問題への関心が高まっている。

トランプ氏は移民政策を大統領選の中心的なテーマに掲げ、多くのアメリカ人が大量強制送還の実施を支持している。

ニューヨーク・タイムズとイプソスによる1月2日から10日にかけての世論調査では、55%の有権者が不法移民の強制送還を「強く支持」または「ある程度支持」すると回答した。また、88%が「犯罪歴のある不法移民の送還」を支持している。民主党、共和党ともに、多くの人が移民制度は破綻していると考えている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米肥満薬開発メッツェラ、ファイザーの100億ドル買

ワールド

米最高裁、「フードスタンプ」全額支給命令を一時差し

ワールド

アングル:国連気候会議30年、地球温暖化対策は道半

ワールド

ポートランド州兵派遣は違法、米連邦地裁が判断 政権
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2人の若者...最悪の勘違いと、残酷すぎた結末
  • 3
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統領にキスを迫る男性を捉えた「衝撃映像」に広がる波紋
  • 4
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 7
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 8
    【銘柄】元・東芝のキオクシアHD...生成AIで急上昇し…
  • 9
    なぜユダヤ系住民の約半数まで、マムダニ氏を支持し…
  • 10
    長時間フライトでこれは地獄...前に座る女性の「あり…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 7
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 10
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中