最新記事

MLB

【映像】MLBの試合でファウルボールをキャッチした観客、左手に哺乳瓶で話題に

2022年4月28日(木)20時05分
川口陽
話題の観戦客

※動画は本文内で再生できます MLB-YouTube

<またとないファインプレーにスタジアムがどよめいた>

米メジャーリーグ(MLB)の試合で、飛んできたファウルボールを捕球した男性の映像がネットユーザーたちを沸かせている。というのも、キャッチしたのと反対の手には哺乳瓶が握られ、赤ちゃんにミルクをあげている最中だったからだ。

この奇跡的なプレーは火曜夜、シンシナティ・レッズとサンディエゴ・パドレスの試合中に生まれた。

パドレスの選手が打ち上げたフライが内野スタンドに落下してくるのが分かると、辺りのファンは白球をキャッチしようと身を乗り出す。ボールは通路で一度バウンドし、最終的に自席に座っていた男性の右手におさまった。

この男性が抱っこ紐を身に着け、哺乳瓶で赤ちゃんに授乳していたことが分かり、スタジアムはにわかにどよめいた。近くにいたファンも惜しみない拍手を送っている。実況アナウンサーのジョン・サダックもこの偉業に興奮を隠せない様子で「ナイス」と連呼した。

Kens5のレポートによると、キャッチしたのはジェイコブ・キングズレーで、妻と小さな子供を連れて観戦に来ていたことが分かった。キングズレーはバリー・スポーツに対し、「赤ちゃんを守りたかった」と語っている。また、赤ちゃんがレッズの試合を観戦するのはこの日が初めてだったという。

「この出来事は彼にとってまたとない思い出になるだろうね」

レッズの公式アカウントがツイッターに投稿した動画は(28日の時点で)230万回以上再生され、国内外で大きな反響を呼んでいる。

なお、レッズはパドレスに6対9で敗れた。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

中国、今後5年間で財政政策を強化=新華社

ワールド

インド・カシミール地方の警察署で爆発、9人死亡・2

ワールド

トランプ大統領、来週にもBBCを提訴 恣意的編集巡

ビジネス

訂正-カンザスシティー連銀総裁、12月FOMCでも
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前に、男性が取った「まさかの行動」にSNS爆笑
  • 4
    「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩…
  • 5
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 6
    『トイ・ストーリー4』は「無かったコト」に?...新…
  • 7
    ヒトの脳に似た構造を持つ「全身が脳」の海洋生物...…
  • 8
    文化の「魔改造」が得意な日本人は、外国人問題を乗…
  • 9
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 10
    「水爆弾」の恐怖...規模は「三峡ダムの3倍」、中国…
  • 1
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 2
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 7
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 8
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 9
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 10
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中