最新記事

スキャンダル

マイクロソフト、ビル・ゲイツの過去の社内不倫を調査

2021年5月18日(火)10時39分
ビル・ゲイツ

米マイクロソフトは17日、創業者ビル・ゲイツ氏が約20年前に女性社員と不倫関係にあったという告発を2019年後半に受け、内部調査を行っていたことを明らかにした。写真はゲイツ氏。2018年4月撮影(2021年 ロイター/Charles Platiau)

米マイクロソフトは17日、創業者ビル・ゲイツ氏が約20年前に女性社員と不倫関係にあったという告発を2019年後半に受け、内部調査を行っていたことを明らかにした。

マイクロソフトの広報は声明で、外部の法律事務所の支援を受け、調査が行われたと説明した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は16日、関係筋の情報として、マイクロソフト取締役会はゲイツ氏の女性社員との関係は不適切で、退任すべきとの考えを示したという。

ゲイツ氏は20年にマイクロソフトの取締役を退任。ゲイツ氏の退任が取締役会の決定だったかどうかについて、マイクロソフトの広報はコメントを控えている。

ゲイツ氏の広報担当は、ゲイツ氏が取締役を退任する決定は女性社員との関係とは何ら関係はないと説明。「不倫関係は約20年前に友好的に終わった」とし、「ゲイツ氏は慈善活動により多くの時間を費やしたいと表明している」と述べた。

ゲイツ氏とメリンダ夫人は3日、離婚を発表。ツイッターへの投稿で「人生の次の段階で夫婦として共に成長できるとはもはや思えない」として、27年の結婚生活を終える決断をしたと明らかにしていた。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2021トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・ビル・ゲイツが離婚 夫婦で創設した「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」は継続
・ワクチン陰謀論の標的にされるビル・ゲイツ
・ビル・ゲイツ離婚で長者番付はどうなる? 1295億ドルの行方


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国海軍、日本の主張は「事実と矛盾」 レーダー照射

ワールド

小泉防衛相、中国軍のレーダー照射を説明 豪国防相「

ワールド

豪国防相と東シナ海や南シナ海について深刻な懸念共有

ビジネス

FOMCが焦点、0.25%利下げ見込みも反対票に注
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 3
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価に与える影響と、サンリオ自社株買いの狙い
  • 4
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 5
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 6
    「搭乗禁止にすべき」 後ろの席の乗客が行った「あり…
  • 7
    仕事が捗る「充電の選び方」──Anker Primeの充電器、…
  • 8
    ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パート…
  • 9
    『羅生門』『七人の侍』『用心棒』――黒澤明はどれだ…
  • 10
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 1
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 2
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」が追いつかなくなっている状態とは?
  • 3
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺るがす「ブラックウィドウ」とは?
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%…
  • 6
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 7
    【クイズ】アルコール依存症の人の割合が「最も高い…
  • 8
    ホテルの部屋に残っていた「嫌すぎる行為」の証拠...…
  • 9
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 10
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 5
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中