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橋本五輪相「首相の東京五輪延期言及、IOCの決定に従うということの表れ」

2020年3月23日(月)11時31分

橋本聖子五輪相は、安倍晋三首相がこの日、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期の可能性に言及したことについて、国際オリンピック委員会(IOC)の決定に従うということの表れだと語った。写真は都内で昨年9月撮影(2020年 ロイター/ISSEI KATO)

橋本聖子五輪相は23日、安倍晋三首相がこの日、東京オリンピック・パラリンピックの開催延期の可能性に言及したことについて、国際オリンピック委員会(IOC)の決定に従うということの表れだと語った。

IOCは22日、7月24日開催予定の東京五輪について延期も含めた対策を検討し、4週間以内に結論を出すとの声明を発表した。これを受けて安倍首相は23日午前の参議院予算委員会で「完全な形での実施が困難な場合、延期の判断を行わざるを得ない」と述べていた。

橋本五輪相は、延期するかどうかは「IOCが決定することだ」と強調。「IOCの判断に対応する準備を進めたい」と述べた。

また、どの時期にピークを持っていけばいいか早く知りたいというアスリートの観点からも「IOCが適切な判断を早い段階で決めることを願っている」と語った。

(石田仁志)

[ロイター]


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