最新記事

香港

香港当局、区議会選を前に民主派議員7人逮捕へ デモ側はゼネスト呼びかけ

2019年11月11日(月)09時51分

香港当局は5月に行われた議会の審議を妨害した容疑で、民主派議員7人を逮捕する方針だ。写真は香港で拘束されるデモ参加者(2019年 ロイター/Tyrone Siu)

香港当局は5月に行われた議会の審議を妨害した容疑で、民主派議員7人を逮捕する方針だ。議員らは11日に出廷する予定という。警察や複数議員が明らかにした。一方、抗議活動家らは11日にゼネストや公共交通機関の封鎖を呼びかけている。

週末の反政府抗議活動が24週続いている香港では10日、一部のデモ参加者が暴徒化し、新界地区や九竜地区で道路を封鎖したり飲食店を破壊したりした。警察隊は催涙弾を発射して強制排除に乗り出した。中心部では、抗議活動に参加していた際に駐車場から転落して死亡した学生を追悼するための集会が9日夜に行われ、数千人が参加した。

デモ参加者は「黒い警察」と叫び、警察の暴力行為への批判を繰り返した。一部デモ隊は新界地区にある沙田駅や親中派とみなす飲食店を破壊。警察は、放水車や催涙弾を発射し、デモ隊を排除した。

民主派議員の1人は、香港の人々の怒りをあおって混乱を誘い、区議会選挙を取りやめたり延期しようとしている、と批判した。香港では24日に区議会選挙が行われる。

[香港 10日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



20191119issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

11月19日号(11月12日発売)は「世界を操る政策集団 シンクタンク大研究」特集。政治・経済を動かすブレーンか、「頭でっかちのお飾り」か。シンクタンクの機能と実力を徹底検証し、米主要シンクタンクの人脈・金脈を明かす。地域別・分野別のシンクタンク・ランキングも。


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは159円後半で小幅安、中東の緊張緩

ビジネス

日本の投資家、韓国国債への投資開始 世界指数組み入

ビジネス

リクルートHD、発行済み株式の4.58%・3500

ワールド

インド鉱工業生産、2月は前年比+5.2% 中東戦争
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 5
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中