欧州連合(EU)議会は24日、綿棒やストローなど10の使い捨てプラスチック製品を2021年までに禁止することを提案した。プラスチックごみによる海洋汚染への対応を急ぐ。

また、2025年までにプラスチック製飲料ボトルの90%を再利用することをEU加盟国に義務付けるほか、企業に廃棄物処理の費用負担を求める。

現在EUは毎年排出されるプラスチック廃棄物(2500万トン)の4分の1しか再生利用していない。

今回の規制案は加盟国との協議で最終的に承認される必要がある。一部の国は企業の規制順守は難しいとして規制に難色を示している。

一方、欧州委のティメルマンス第1副委員長は「この問題の負担を誰かに負わせることはできないという事実を欧州は受け入れる必要がある」と述べ、民間部門が自主的な再生利用に動いていることを評価した。

さらに、EUの取り組みは「経済におけるプラスチックの役割という問題の全体に目を向けた世界でも最初の戦略だ」と述べ、「今われわれが取り組まなければ、迅速に動かなければ、海で魚の数よりもプラスチック廃棄物の数の方が多くなる」と強調した。

[ストラスブール 24日 ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月5日/12日号(4月28日発売)は「世界宗教入門」特集。

イラン戦争の背景にある三大一神教を基礎から読み解く[PLUS]宗教学者・加藤喜之教授の「福音派」超解説

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます