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スペインのカタルーニャ自治州首相、来年9月の独立住民投票実施を強調

2016年9月29日(木)11時30分

スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は28日、スペインからの分離独立を問う住民投票について、中央政府の合意がない場合でも来年実施する考えを示した。写真はカタルーニャ離脱派の集会。バルセロナで昨年9月撮影(2016年 ロイター/Albert Gea/File Photo)

 スペイン北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は28日、スペインからの分離独立を問う住民投票について、中央政府の合意がない場合でも来年実施する考えを示した。

 首相は州議会で、住民投票の条件について中央政府と交渉する用意があると述べた上で、いずれにせよ来年9月に実施するとの考えを示した。

 スペインの憲法裁判所は8月、カタルーニャ州議会が可決した分離独立手続き開始の決議について、違憲との判断を下している。

 首相は、中央政府と合意した上での住民投票が理想だが、来年7月までに中央政府から前向きな回答がない場合、9月に住民投票を実施すると強調した。

 さらに、7月末までに独立に必要な法整備を整える方針を示した。

[マドリード 28日 ロイター]


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