最新記事

2016米大統領選

クリントン支持率、トランプを依然4%ポイントリード=ロイター世論調査

2016年9月26日(月)11時15分

9月23日、ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の支持率は41%となり、共和党候補ドナルド・トランプ氏の37%を4%ポイントリードした。写真はクリントン氏の演説を聞く有権者ら。オーランドで21日撮影(2016年 ロイター/Carlos Barria)

 ロイター/イプソスが23日公表した米大統領選の世論調査によると、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の支持率は41%となり、共和党候補ドナルド・トランプ氏の37%を4%ポイントリードした。

 調査は9月16─22日、投票に行く可能性の高い有権者を対象に実施した。これまでの調査ではクリントン氏の支持率はトランプ氏をおおむね上回っているが、全国党大会後はその差が徐々に縮まっている。

 11月8日の投票日まであと6週間に迫る中、大統領候補による第1回テレビ討論会が26日、ニューヨークの大学で開かれる。誰に投票するかまだ決めていない有権者にアピールする絶好のチャンスとなる。

 ロイター/イプソス調査では、クリントン氏とトランプ氏のいずれも支持しないとの回答は22%となった。こうした層は、どちらかと言えばトランプ氏寄りと見られるが、トランプ氏に投票すると回答するには至っていない。リバタリアン党から立候補しているゲーリー・ジョンソン氏や、緑の党のジル・スタイン候補らに票が流れる可能性もある。

 小政党の候補も加えた世論調査によると、支持率はクリントン氏39%、トランプ氏37%、ジョンソン氏7%、スタイン氏2%だった。

[ニューヨーク 23日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

景気一致指数3月は4カ月ぶりマイナス、部品工場事故

ワールド

中国の1─4月鉄鋼輸出は過去最高、関税見越した前倒

ワールド

台湾総統、新ローマ教皇プレボスト枢機卿に祝辞 中国

ワールド

中国レアアース輸出、4月は前月比-15.6% 輸出
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 2
    ついに発見! シルクロードを結んだ「天空の都市」..最新技術で分かった「驚くべき姿」とは?
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 5
    骨は本物かニセモノか?...探検家コロンブスの「遺骨…
  • 6
    中高年になったら2種類の趣味を持っておこう...経営…
  • 7
    恥ずかしい失敗...「とんでもない服の着方」で外出し…
  • 8
    教皇選挙(コンクラーベ)で注目...「漁師の指輪」と…
  • 9
    あのアメリカで「車を持たない」選択がトレンドに …
  • 10
    韓国が「よく分からない国」になった理由...ダイナミ…
  • 1
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 2
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つの指針」とは?
  • 3
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得る? JAXA宇宙研・藤本正樹所長にとことん聞いてみた
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 5
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 6
    古代の遺跡で「動物と一緒に埋葬」された人骨を発見.…
  • 7
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 8
    シャーロット王女とスペイン・レオノール王女は「どち…
  • 9
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 5
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 6
    健康は「何を食べないか」次第...寿命を延ばす「5つ…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 10
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中