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デジタルマーケティングを網羅し、新しい「エクスペリエンス」で世界を変革し続けるアドビの今

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2019年1月7日(月)11時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ広告制作チーム

デジタルマーケティングを網羅し、新しい「エクスペリエンス」で世界を変革し続けるアドビの今

独自のAIはクリエイティブだけでなくデジタルマーケティングやドキュメント管理にも活用

クリエイティブとマーケティング、そしてPDF技術を活用したデジタル文書管理のDocument Cloudという3つのクラウド型ビジネスを展開するアドビは、AIの分野でも大きな存在感をアピールしている。そのベースとなるのが、2016年に発表された「Adobe Sensei」だ。これはアドビによるAIや機械学習のテクノロジーの総称で、アドビの全アプリケーションにおいてさまざまな作業の自動化を促進させている。

注目したいのは、クラウド型のクリエイティブツールによって、ユーザーが作品を制作するプロセスのデータが集まっていること。どのような工程を経て作品をつくり上げたのかというデータを学習することで、アドビでしかできない作業の自動化などAI技術をもつことができる。もちろん「Adobe Sensei」はデジタルマーケティングにも活用されている。

マクリディ氏は「Webサイトならユーザーの購買行動パターンを理解し、このユーザーに何を見せるのがいいのかをリアルタイムで判断する。例えば、あるユーザーがアドビのWebサイトにアクセスしてきた場合、そのときのアクションによってクリエイティブのプロなのかビギナーなのかを見極めることができ、ユーザーの最も関心の高い情報を見せることができる」と一例を挙げた。

最高の顧客サービスが求められる日本でも成長

さて、創業25周年を迎えたアドビジャパンは2014年以降、年40%増の売上高を達成し、全世界の売上高に対するシェアはトップ3に入る数字だという。また、デジタルマーケティングに関わる人員規模は2倍になったほか、Grate Place to Work Institute Japanの調査による「働き甲斐のある会社」で6位に選出されるなど、大きな躍進を遂げている。

マクリディ氏は前職で4年間の日本在住経験をもち、日本のマーケット事情にも詳しい。「日本のカスタマーサービスは世界でも最高レベル。デジタル化が進んだ現在では世界中のカスタマーが最高レベルのサービスを求めるようになり、アドビはそれに応えることができているからこそ、日本でも成功している」と分析。

一方で、アドビのブランド認知度が低いことが日本における課題の一つといい、「ユニークかつパーソナライズされたデジタルエクスペリエンスをすべての企業がカスタマーに届けられることができるようにアシストする存在として、ソリューションやテクノロジーを提供したい」と自身にミッションを課している。

2018年、アドビはECプラットフォームのマジェントとマーケティングオートメーションのマルケトを買収。さらにSAP、マイクロソフトとの提携を発表した。今後起こりうる大きな変革については「アドビ、SAP、マイクロソフトの主要なサービスのデータモデルを統一するプロジェクト、オープンデータイニシアティブが進んでいくと、企業はデータを活用する能力が高まる。そして、そこで得られた知見によってリアルタイムで適正化されたサービスを提供できるようになる」と予測。もちろん、この流れは日本にもやって来る。2019年、アドビジャパンはさらなる飛躍が期待される。


デジタルマーケティングを網羅し、新しい「エクスペリエンス」で世界を変革し続けるアドビの今ジェームズ・マクリディ/James McCready
米国マサチューセッツ州ボストン出身。米国マサチューセッツ州ベントリー大学にて、経営学の理学士号を取得。20年以上、EMC(現 Dell EMC)で米国とアジアにおけるエンタープライズセールスとマネジメント経験を有し、2012〜16年の4年間、EMC Japanのチーフ セールス ストラテジー オフィサーおよびCOOとして東京に在住。またEMC入社以前の1991〜97年、メジャーリーガーとしてNYメッツのピッチャーとして在籍した経験も。2018年4月アドビ システムズ 株式会社の代表取締役社長に就任。

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