プレスリリース

法政大学資格課程主催シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を5月25日(土)に開催

2024年04月22日(月)14時00分
法政大学資格課程は、シンポジウム「博物館の収蔵コレクションの現状と課題を考える」を5月25日(土)に法政大学市ケ谷キャンパスで開催します。

近年、多くの博物館で収蔵庫が許容量を超えて飽和状態に陥っていることが問題になっています。そのため新たに資料を収集することができない、収蔵庫の保存環境が悪化する、満杯になった収蔵庫を放置するなど、収蔵コレクションが死蔵化された状態となっています。本シンポジウムでは、その実情を明らかにするとともに、国際的な動向も踏まえた多角的な視点から、博物館関係者との議論により、今後のコレクション管理の在り方を考えます。

*本シンポジウムは、科研費基盤研究(C一般)課題番号22K01019「博物館収蔵資料の保管と活用に向けた調査研究」研究代表者:金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)の助成によるものです。


【開催概要】
■主催 : 法政大学資格課程
■後援 : 公益財団法人日本博物館協会
■開催日時 : 2024年5月25日(土)13:30~17:30
■場所 : 法政大学市ケ谷キャンパス
ボアソナード・タワー26階 スカイホール
https://www.hosei.ac.jp/ichigaya/access/
■定員 : 200名(事前申込制先着順)
後日オンデマンド配信あり
(事前申込制:6月10日頃の配信を予定しています)
■参加費 : 無料
■申込 : 下記参加申込フォームより事前にお申込みください
参加申込フォーム: https://forms.gle/P4H8WW376vdy6YcC9
※申込締め切り:2024年5月21日(火)18:00
■プログラム: 13:00~ 開場
13:30 開会
13:35 趣旨説明
金山喜昭(法政大学キャリアデザイン学部教授)
13:40 博物館のコレクション管理状況について
-公立博物館アンケート調査結果より-
石川貴敏(法政大学兼任講師)
13:55 高知県立歴史民俗資料館の収蔵庫問題
岡本桂典(同館前副館長)
14:10 栃木県立博物館の収蔵資料の管理と活用
篠崎茂雄(同館学芸部長)※
※「崎」はたつさき
14:25 都立文化施設における収蔵品の収集・保管・活用
佐々木秀彦(東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
企画部企画課長)
14:40 収蔵庫の満杯問題の所在と課題
金山喜昭
14:55 博物館振興を支えるコレクション管理-課題と展望-
半田昌之(日本博物館協会専務理事)
15:10 博物館政策の立場から
中尾智行(文化庁参事官(文化拠点担当)博物館支援調査官)
15:25 コレクションと社会をつなぐ-イギリスの博物館の取組み-
竹内有理(乃村工藝社公民連携開発1部プランナー)
15:40 自然史系コレクションの収蔵問題と国際的な動向
栗原祐司(国立科学博物館理事・副館長)
15:55 休憩
16:15 パネルディスカッション
(進行役:田中裕二 静岡文化芸術大学准教授)
17:30 閉会


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日本勢の海外不動産投資が加速、25年残高26.7兆

ビジネス

豪賃金、第3四半期も安定的に上昇 公共部門がけん引

ワールド

米、新たなウクライナ和平計画策定中 ロシアと協議=

ビジネス

機械受注9月は3カ月ぶり増加、判断「持ち直しに足踏
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影風景がSNSで話題に、「再現度が高すぎる」とファン興奮
  • 4
    マイケル・J・フォックスが新著で初めて語る、40年目…
  • 5
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 6
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    「嘘つき」「極右」 嫌われる参政党が、それでも熱狂…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「日本人ファースト」「オーガニック右翼」というイ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披露目会で「情けない大失態」...「衝撃映像」がSNSで拡散
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    「死ぬかと思った...」寿司を喉につまらせた女性を前…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    「イケメンすぎる」...飲酒運転で捕まった男性の「逮…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 6
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 7
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中