プレスリリース

新進気鋭の現代アート作家、鎌谷徹太郎 伝統あるチェルシーフラワーショーで「禅」の精神を展示

2023年05月18日(木)14時45分
株式会社カリテは、新進気鋭の現代アート作家、鎌谷徹太郎が伝統あるチェルシーフラワーショーで「禅」の精神を展示することをお知らせします。
かつて、エリザベス女王II世から「MOSS MAN(苔男)」と呼ばれ、チェルシーフラワーショーでは8度の金賞を受賞し、ショーにおいて欠かせない存在である石原博士は、2023年、バイオフィリックをテーマに取り組みます。バイオフィリックガーデンは、日本を代表する世界的建築家の隈研吾氏による茶室があり、その茶室を飾るのは、日本とボストンを中心に活躍する現代アート作家の鎌谷徹太郎です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/355953/LL_img_355953_1.jpeg
ハエがアートになる
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/355953/LL_img_355953_2.jpg
バイオフィリックガーデン

■80,000匹のハエが織りなす新しい自然観と美学
鎌谷の作品を見ると、ガラス面のような漆黒の背景の奥に、無数の光を放ち蠢くものがあるのがわかります。その中には8万匹のハエが閉じ込められているのです。
鎌谷は、自然との共生とは、快適な自然をつくることではなく、「自然と人間」「生物と無生物」「生と死」「美と醜」など、人が勝手に設定した二項対立の枠組みが、一枚の絵の中で無意味になるくらいに表現されると、人間と自然が融合して新しい「美」を生み出すと考えます。新しい「美」が生まれるとき、人は自然と向き合い、初めて自然との一体感を意識することができる。それが、新しい自然観と新しい美意識の結合であると言うのです。鎌谷の仕事はこれだけでは終わりません。ハエは樹脂で固められており、やがて画面は内部から割れ、崩れていくことになるでしょう。鎌谷はこの過程をNFTアートとして発表するのです。
この作品は、時間とともに朽ちていくあらゆるものを肯定的に捉える日本の「わびさび」の精神を、NFT技術によって具体的な形で表現しようとするもので、さらに「リアルとデジタル」「AIでは表現できない時間の流れ」を表現しています。

Chelsea Flower Show:2023年5月23日~27日
https://www.rhs.org.uk/shows-events/rhs-chelsea-flower-show-2023
鎌谷徹太郎 現地滞在日程:2023年5月22日、23日、27日
*インタビューなどにもご対応可能です

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/355953/LL_img_355953_3.jpg
朽ちゆく8万引きの蝿アート

■鎌谷徹太郎

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/355953/LL_img_355953_4.jpg
鎌谷徹太郎

ハプスブルク家(1273~)がヨゼッペ・アルチンボルドやアルブレヒト・デューラーなどの巨匠にパトロンを与えたように、鎌谷徹太郎もアメリカでの活動に関して、ゲザ・フォン・ハプスブルク大公から応援を受けています。ゲザ大公は、クリスティーズ・オークションのヨーロッパ会長を20年以上務めた現代美術のプロフェッショナルです。
大公の推薦により、世界有数のコレクターであるPELLAS 4世が運営するボストンのPELLAS GALLERYと契約(2021年-)しています。彼の作品はすべて世界中の個人コレクターや企業が所有しており、常に40人以上のウェイティングリストがあり、3年待ちの状態です。
https://www.tetsutarokamatani.com/

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/355953/LL_img_355953_5.jpg
花咲桜鬼舞図


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米制裁法案、実施ならウクライナ和平努力に影響=ロシ

ワールド

欧州委員が今週米国側と会談へ、相互関税停止期限にら

ワールド

北海ブレント原油、来年初めに60ドルに下落=モルガ

ビジネス

情報BOX:米相互関税巡る主要国別交渉、9日期限前
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とんでもないモノ」に仰天
  • 3
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 6
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 9
    顧客の経営課題に寄り添う──「経営のプロ」の視点を…
  • 10
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 9
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 10
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中