[ワシントン 1日 ロイター] - トランプ米大統領は1日、米国が「かなり早くイランから引き揚げる」と述べた。ただ、必要に応じ「局所的な攻撃」のために戻ってくる可能性もあるとした。
トランプ大統領はロイターとのインタビューに応じ、米国がイランとの紛争の終結をいつとみなすのかという質問に対し、「正確には言えないが、かなり早く撤退するつもりだ」と述べた。
また、イランでの米国の目標に対する北大西洋条約機構(NATO)の支援不足を批判。「われわれが彼らを必要とした時、彼らは味方になってくれなかった。われわれは彼らに多くを求めたことはない。一方的な関係だ」とし、NATOからの脱退を「真剣に」検討していると語った。
トランプ大統領は1日夜に行う国民向けの演説で、イラン情勢を巡り説明する見通しだが、NATOに対する不満についても表明する考えを示した。
また、米国の行動によってイランが核兵器を保有することは確実になくなったという認識を示した上で、米軍は撤退後に「必要であれば、戻ってきて標的を攻撃するだろう」と述べた。ただ、イランは「もうこれ以上攻撃されたくないと思っており、合意に至る可能性は非常に高い」とし、イランでは「政権交代があった。何より重要なのは、イランが核兵器を保有しなくなるということで、イラン側も核兵器を望んでいないはずだ」とした。
イランが保有しているとみられる濃縮ウランについては、「地下深くにあり、さほど気にしていない」とし、「われわれは衛星でそれを監視するだろう」と述べた。