ニュース速報

ワールド

国連生物多様性条約会議、開催地を中国からカナダに変更

2022年06月21日(火)18時27分

6月21日、国連は「生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)」の第2部について、開催地を中国の昆明からカナダのモントリオールに変更すると発表した。ニューヨークの国連本部で2020年9月撮影(2022年 ロイター/Mike Segar)

[ロンドン 21日 ロイター] - 国連は21日、「生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)」の第2部について、開催地を中国の昆明からカナダのモントリオールに変更すると発表した。

当初は2020年10月に昆明で開催する予定だったが、新型コロナウイルスにより延期された。

21年10月にCOP15の第1部が同市でオンライン方式により行われた。第2部については、中国で新型コロナが再流行したことを受けて、事務局は今年3月に4度目の開催延期を発表した。

エリザベス・マルマ・ムレマ国連生物多様性条約(CBD)事務局長は声明で「世界的なパンデミック(大流行)に関連する不確実性が続いているため、議長国の中国は昆明から国外へ開催地を変更することを決定した」と説明した。

開催地が変わっても中国が引き続き議長国を務める。中国生態環境省は声明で「会議の主要な要素は変更されない」と指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

赤沢再生相、ラトニック米商務長官と3日と5日に電話

ワールド

OPECプラス有志国、増産拡大 8月54.8万バレ

ワールド

OPECプラス有志国、8月増産拡大を検討へ 日量5

ワールド

トランプ氏、ウクライナ防衛に「パトリオットミサイル
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 5
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 6
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 7
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 8
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 9
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 10
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中