ニュース速報

ワールド

米上院、選挙改革法案の審議進行で採決 共和党反対で前進せず

2021年06月23日(水)10時27分

6月22日、米上院は選挙改革法案に関する手続き上の投票を行った。写真は米議会で記者団の取材に応じるシューマー院内総務(2021年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米上院は22日、選挙改革法案に関する手続き上の投票を行った。ただ、共和党から賛成が得られず、法案を進めるために必要な60票に達しなかった。

投票結果は50対50だった。この法案は投票機会の拡大を柱としており、下院で3月に既に可決済み。バイデン大統領は、法案が上下院を通過すれば署名する意向を示している。

民主党は、共和党による州レベルの投票権抑圧の動きに対抗するため、同法の成立が重要だと考えている。

一方で共和党は、投票に関する政策を決める州の権利を損ねるとして反対している。

バイデン大統領は声明で「(投票権のための)戦いはまだ終わっていない」と強調し、「私のキャリアの中でずっとこの取り組みを行ってきた。国民のため、われわれの民主主義のため、取り組みを強化する」と述べた。

法案を巡っては、民主党のマンチン上院議員(ウェストバージニア州選出)が当初反対し、超党派の合意を視野に代替案を提示した。ただ、この日の法案審議を始めるための投票では共和党から1人も賛成を得られなかった。

議席数100の上院では「フィリバスター」と呼ばれる議事妨害の戦術があり、これを回避して法案審議を進めるためには、過半数ではなく60票の賛成票が必要となる。

民主党のホイヤー下院院内総務は投票前、上院で見込まれる結果について記者団に「なぜフィリバスターを修正する必要があるかを示す証拠になるだろう」とコメントしていた。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

中国外相、イラン指導者殺害や体制転換の扇動「容認で

ワールド

OPECプラス8カ国、4月に増産開始で合意 イラン

ワールド

イラン首都照準に2日目攻撃、トランプ氏は反撃に警告

ワールド

プーチン氏、ハメネイ師殺害は道徳規範と国際法に違反
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作曲家が「惨めでもいいじゃないか」と語る理由
  • 4
    「本当にテイラー?」「メイクの力が大きい...」テイ…
  • 5
    【銘柄】「三菱重工業」の株価上昇はどこまで続く...…
  • 6
    米・イスラエルの「イラン攻撃」受け、航空各社が中…
  • 7
    【銘柄】「ファナック」は新時代の主役か...フィジカ…
  • 8
    「高市大勝」に中国人が見せた意外な反応
  • 9
    今度は「グリンダが主人公」...『ウィキッド』後編の…
  • 10
    最高指導者ハメネイ師死亡(イラン発表)、トランプ…
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 3
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの謎判定に「怒りの鉄拳」、木俣椋真の1980には「ぼやき」も
  • 4
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 5
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 6
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 7
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 8
    中国で今まで発見されたことがないような恐竜の化石…
  • 9
    住宅の4~5割が空き家になる地域も......今後30年で…
  • 10
    「若い連中は私を知らない」...大ヒット映画音楽の作…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中