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マスク着用免除、感染状況踏まえ慎重に決定を=WHO

2021年05月15日(土)02時37分

[ジュネーブ 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は14日、 各国の保健当局が新型コロナウイルスワクチン接種を完了した人にマスク着用の義務を免除する場合、その地域ごとの状況を踏まえ、慎重に決定する必要があるとの考えを示した。

WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏はオンライン形式で実施した記者会見で「マスク着用義務の免除を決定する場合、感染の度合いとワクチン接種の進展具合を考慮する必要がある」と述べた。

米疾病対策センター(CDC)は13日、ワクチン接種を完了した人は屋外および屋内の大半の場所でマスクを着用しなくてもよいとする指針を発表。ソーシャルディスタンシング(社会的距離)についても、大半の場所で維持する必要はないとした。

こうした中、WHOの疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は、新型コロナ変異株の検出は今後増えると予想。ただ「変異株に対する恐怖が生産的な力に転換されることを望んでいる」とし、「どのように対応すべきかは分かっている」と述べた。

ロイターの集計によると、世界的な新型コロナ感染者数は1億6071万人を超え、感染による死者数は約350万人に達している。

WHOは各国に対し、子どもにワクチンを接種するよりは、ワクチンの公平な供給を目的とした国際的枠組み「COVAX」を通して貧困国にワクチンを寄付するよう呼び掛けた。同時に、COVAXとのワクチン共有について米国と協議していることを明らかにした。

ロイター
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