ニュース速報

ワールド

配慮必要と公明党の山口代表、高橋内閣官房参与の「さざ波」発言に

2021年05月11日(火)14時11分

公明党の山口那津男代表(写真)は11日、新型コロナウイルスの感染状況を「さざ波」と表現した高橋洋一内閣官房参与のツイッター上の発言について、「いろいろな受け止めがあり得るので配慮が必要だ」と述べた。写真は都内で2019年7月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 11日 ロイター] - 公明党の山口那津男代表は11日、新型コロナウイルスの感染状況を「さざ波」と表現した高橋洋一内閣官房参与のツイッター上の発言について、「いろいろな受け止めがあり得るので配慮が必要だ」と述べた。 政府与党連絡会議後、記者団に語った。

山口代表は、 大阪府や兵庫県をはじめ国内の医療提供体制は厳しく、適切な治療を受けられないまま残念な結果になっている状況もあると指摘。「高橋氏は個人の主観的な評価を述べていると思うが、いろいろな受け止めがあり得るので配慮が必要だ」と述べた。

高橋氏は9日、「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿。インターネット上で批判が広がり、野党が国会で菅義偉首相に見解を問いただすなどしていた。

山口代表は、東京五輪・パラリンピックの開催について、安全・安心な開催ができるように手立てを尽くすことが大事だと述べ、これまでの試行的な取り組みの教訓を生かしつつ、アスリートが五輪で力を発揮できるよう整えることが重要だという認識を示した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アマゾンAWSトップ、製品展開の遅れを社内で問題視

ワールド

大型トラック・医薬品などに関税、10月1日から ト

ワールド

日米投資覚書受け、JBICに投資ファシリティ創設=

ワールド

実質賃金の7月確報値-0.2%、7カ月ぶりプラスの
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週にたった1回の「抹茶」で入院することに...米女性を襲った突然の不調、抹茶に含まれる「危険な成分」とは?
  • 2
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市場、売上を伸ばす老舗ブランドの戦略は?
  • 3
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 4
    クールジャパン戦略は破綻したのか
  • 5
    iPhone17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、Ap…
  • 6
    中国、ネット上の「敗北主義」を排除へ ――全国キャン…
  • 7
    【クイズ】ハーバード大学ではない...アメリカの「大…
  • 8
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 9
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 10
    富裕層のトランプ離れが加速──関税政策で支持率が最…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 7
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 8
    「ミイラはエジプト」はもう古い?...「世界最古のミ…
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 10
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中