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仏・スペインでコロナ新規感染増加続く、数カ月ぶり高水準に

2020年08月14日(金)05時59分

フランスとスペインで新型コロナウイルス新規感染者の増加が続いている。スペイン・グランカナリア島で13日撮影(2020年 ロイター/BORJA SUAREZ)

[パリ/マドリード 13日 ロイター] - フランスとスペインで新型コロナウイルス新規感染者の増加が続いている。フランスでは13日、1日当たりの新規感染者が2日連続で2500人を超え、感染拡大防止に向けた厳格なロックダウン(都市封鎖)措置が施行されていた4月中旬以来の高水準となった。

7日移動平均の新規感染者は1日当たり1962人と、過去2週間で倍増し、4月末以来の高水準。

月初以降の1日平均は1650人と、感染が深刻度を増していた3月の1678人に迫っている。ロックダウン措置は3月17日に導入された。

同国の累計の感染者は20万9365人、死者は3万0338人。

スペインでも同日、新規感染者が2935人と、前日の1690人から増加し、ロックダウン解除以降の最多を記録した。

1日平均の感染者数は6月時点で150人まで減少していたものの、8月に入り1500人超に急増し、増加ペースは加速している。

保健当局者は、感染者数は増加しているものの依然制御可能で、局地的な流行は感染の第2波と判断される状況ではないとの見方を示した。

また、感染者の半数以上が無症状という。

同国の累計の感染者は33万7334人、死者は2万8605人。

ロイター
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