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ロックダウン再導入のNZ、議会解散を延期 総選挙の後ずれも

2020年08月12日(水)13時37分

8月12日、ニュージーランドのアーダーン首相(写真)は、来月19日に予定される総選挙に向けた重要なステップとなる議会の解散を延期すると発表した。シドニーで2月撮影(2020年 ロイター/Loren Elliott)

[ウェリントン 12日 ロイター] - ニュージーランドのアーダーン首相は12日、来月19日に予定される総選挙に向けた重要なステップとなる議会の解散を延期すると発表した。同国では前日、3カ月以上ぶりに新型コロナウイルスの感染者が確認され、ロックダウン(都市封鎖措置)が再導入された。

議会は12日に解散される予定だったが、17日まで延期する。

アーダーン首相は選挙の日程を延期するかどうかについては、まだ決定していないとした。

テレビ放送された記者会見で「決定するのは時期尚早だが、必要であれば変更する余地はある」とし、11月21日よりも前のいずれかの日になる可能性があると述べた。

新たに新型コロナの感染が確認されたのは最大都市オークランドに住む家族4人で、保健当局は感染経路の追跡に追われている。

ニュージーランドで感染が報告されたのは102日ぶり。これを受け、アーダーン首相は11日夜、ロックダウンの再導入を発表した。

ロイター
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