ニュース速報

ワールド

伊、新型コロナ死者の増加ペース鈍化 第2段階の対策検討

2020年04月06日(月)10時22分

 4月5日、イタリア当局は、新型コロナウイルス感染症による死者が525人増え、1万5887人に達したと発表した。写真はローマのナボーナ広場。4日撮影(2020年 ロイター/Alberto Lingria)

[ミラノ 5日 ロイター] - イタリア当局は5日、新型コロナウイルス感染症による死者が525人増え、1万5887人に達したと発表した。死者の増加数は3月19日以降で最低だった。

集中治療室で治療を受けている患者も2日連続で減少した。感染者数は4316人増の12万8948人。増加ペースは過去5日間で最低だった。

イタリア国立衛生研究所のシルビオ・ブルサフェッロ所長は「流行曲線は横ばい状態に達し、下がり始めている」とし「この状態が確認できれば、第2段階の対策について検討を始め、感染拡大ペースを抑制する必要がある」と述べた。

スペランツァ保健相は国内紙ラ・レプブリカに「今後数カ月、厳しい状況が続く。(少なくともワクチンが開発されるまでは)ウイルスと共存できる環境を整えることが課題だ」と述べた。

イタリアでは少なくとも今月13日まで外出や経済活動が制限されているが、こうした措置は延長されるとみられている。同相は現時点で解除時期はわからないと述べた。

同相は、封鎖措置を緩和するが完全な正常化には至らない「第2段階」の緊急措置の概要をまとめたことを明らかにした。社会的距離の確保を維持し、マスクなどの利用を呼び掛ける。地域の医療体制を強化し、治療の迅速化・効率化を目指す。

スマートフォンのアプリなどデジタル技術の利用も含め、接触者の追跡や検査を続けるほか、新型コロナ専門病院のネットワークも構築する方針だ。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イスラエル首相、レバノン南部で作戦拡大指示 ヒズボ

ワールド

米保守派最多得票はバンス氏、共和党次期大統領候補の

ワールド

ウクライナ大統領、ヨルダン国王と安保協力巡り協議

ワールド

和平協議「数日内」とパキスタン、イランは米が地上攻
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のSNS動画が拡散、動物園で一体何が?
  • 4
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中