ニュース速報

ワールド

ゴーン被告の妻キャロル容疑者、日本の司法制度を批判

2020年01月15日(水)09時29分

 1月14日、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(右)の妻、キャロル・ナハス容疑者(左)は、レバノンでのロイターとの取材で、日本の司法制度を批判し、「(ゴーン被告は)レバノンへ逃亡して良かったと思う」とコメントした(2020年 ロイター/Mohamed Azakir)

[ベイルート 14日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>前会長カルロス・ゴーン被告(65)の妻、キャロル・ナハス容疑者(54)は14日、レバノンでのロイターとの取材で、日本の司法制度を批判し、「(ゴーン被告は)レバノンへ逃亡して良かったと思う」とコメントした。

ゴーン被告は約2週間前、保釈中にレバノンに逃亡した。東京地検特捜部はその後、キャロル・ナハス容疑者が証人尋問で虚偽の証言をしたとして、偽証容疑で逮捕状を取った。

ゴーン被告と共にベイルートで取材に応じたキャロル容疑者は「日本とはもう終わっている」とコメント。偽証容疑については「冗談のようだ」と述べた。

「数時間証人尋問を行い、その後自由になったが、9カ月経ち、またこの件が持ち上がっている。これは報復的な行為であり、法律とはまったく関係がない」と批判した。

また、ゴーン被告は「18年間日本で過ごしたが、こうした残忍で、公平性に欠き、無慈悲な仕打ちがあるとは思いもしなかった」と語った。

レバノンへの逃亡の話は少人数のグループの間ですぐに持ち上がり、内密に「適正な価格」で行ったと説明。「こうしたことを行う時には、家族に知らせないことがまず第1のルールだ。(知らせたら)家族はとても心配するだろう」と述べた。

また、キャロル容疑者は、当初は無実を証明するために戦うべきだと考えていたが、その後、日本の検察当局のやり方を目の当たりにし、決して公平な裁判は受けられないと考えるようになったと説明した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

コロナ禍でもグローバリゼーションは続く=日銀総裁

ワールド

香港最高裁の豪州国籍判事が辞任、国安法への懸念で

ワールド

中国軍機18機が台湾識別圏に入る、海峡付近で演習 

ワールド

英国でコロナ感染拡大 保健相は全土ロックダウン明言

MAGAZINE

特集:誤解だらけの米中新冷戦

2020-9・22号(9/15発売)

「金持ち」中国との対立はソ連との冷戦とは違う── 米中関係史で読み解く新冷戦の本質

人気ランキング

  • 1

    ロシアの毒殺未遂にメルケルが強気を貫けない理由

  • 2

    中国とのライバル関係を深刻に扱うべきでない理由

  • 3

    過去6600万年の地球の気候の変遷が初めてまとめられる

  • 4

    ネットフリックス配信映画『キューティーズ!』がま…

  • 5

    金正恩が「飲み会で政策批判」のエリート経済官僚5人…

  • 6

    ツイッター、トランプの投稿にイエローカード バイデ…

  • 7

    ファイザーの新型コロナワクチン後期試験、被験者に…

  • 8

    トランプお墨付きの「Qアノン」が笑い事では済まされ…

  • 9

    親の過干渉が子どもの幸福感を下げる

  • 10

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船…

  • 1

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路

  • 2

    【動画】タランチュラが鳥を頭から食べる衝撃映像とメカニズム

  • 3

    水にひそむ「脳を食べるアメーバ」で少年が死亡

  • 4

    「ワクチンは安全」という信頼、日本は世界最低レベ…

  • 5

    【動画】海辺を歩く2頭のライオンに視聴950万回

  • 6

    韓国の世代間格差と若者の怒り

  • 7

    仏シトロエン、14歳から免許不要で乗れる2人乗りEV「…

  • 8

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは.....…

  • 9

    EUミシェル大統領「中国に利用されず」 首脳会談、習…

  • 10

    伝説のジャーナリストのトランプ本『怒り』に同業者…

  • 1

    中国・三峡ダムに過去最大の水量流入、いまダムはどうなっている?

  • 2

    【動画】タランチュラが鳥を頭から食べる衝撃映像とメカニズム

  • 3

    反日デモへつながった尖閣沖事件から10年 「特攻漁船」船長の意外すぎる末路

  • 4

    1件40円、すべて「自己責任」のメーター検針員をク…

  • 5

    手に乗る大きさのゾウの仲間、約50年ぶりにアフリカ…

  • 6

    中国の三峡ダム、豪雨で危険水位20メートル上回る 設…

  • 7

    撃墜されたウクライナ機、被弾後も操縦士は「19秒間…

  • 8

    中国はなぜ尖閣での漁を禁止したのか

  • 9

    米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない

  • 10

    アラスカ漁船がロシア艦隊と鉢合わせ、米軍機がロシ…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!