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英下院解散で選挙戦始まる、ウェールズ担当相辞任で首相に打撃も

2019年11月07日(木)07時55分

英下院は6日に解散され、12月12日投開票の総選挙に向けた選挙戦が始まった。その中で、ケアンズ・ウェールズ担当相が辞任を表明し、ジョンソン首相(写真)にとっては出鼻をくじかれる形となった(2019年 ロイター/TOBY MELVILLE)

[バーミンガム/ロンドン 6日 ロイター] - 英下院は6日に解散され、12月12日投開票の総選挙に向けた選挙戦が始まった。その中で、ケアンズ・ウェールズ担当相が辞任を表明し、ジョンソン首相にとっては出鼻をくじかれる形となった。

ケアンズ氏は、性的暴行を巡る裁判を妨害したとされる元側近に関する情報を知りながら、その事実を否定したことが問題となっていた。

ジョンソン氏は3年余りにわたる欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る行き詰まりを打開するため、総選挙の前倒しに踏み切った。

この日、バーミンガムで選挙活動の最初の演説に臨んだジョンソン氏は、12月の選挙はここ数十年で最も重要な選挙になると主張。「ブレグジットを実現させよう」と支持を訴えた。

ジョンソン氏は、10月にEUと合意した新離脱協定案の議会承認を得るため、与党・保守党の過半数確保を目指している。

保守党が勝利しなければ、最大野党・労働党のコービン党首が率いる不安定な連立政権が誕生し、EU離脱に関する2度目の国民投票やスコットランドの独立問題を巡る新たな国民投票が実施される可能性があり、英国が政治的に大きく混乱すると主張した。

一方、コービン氏は中部テルフォードで演説し、労働党は真の変革をもたらすと主張。「地位の高い知人を持たない」人々と権力や富を分かち合うと強調した。

さらに、前回2017年の総選挙で、事前の世論調査で保守党が支持率を大きくリードしていたにもかかわらず単独過半数を確保できなかったことを取りあげ、保守党が勝利するとの現在の大方の見方に疑問を投げかけた。

最新の世論調査によると、保守党の支持率は労働党に7─17ポイントのリードをつけている。

*内容を追加しました。

ロイター
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