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米8州で予備選、カリフォルニア主要区で民主党候補が本選進出

2018年06月06日(水)18時39分

 6月5日、11月の米議会中間選挙に向けて共和・民主両党の候補者を決める予備選が、注目度が高いカリフォルニアを含む8州で実施された。写真はサンディエゴの投票所で撮影(2018年 ロイター/Mike Blake)

[サクラメント(米カリフォルニア州)/プリンストン(米ニュージャージー州) 5日 ロイター] - 11月の米議会中間選挙に向けて共和・民主両党の候補者を決める予備選が5日、注目度が高いカリフォルニアを含む8州で実施された。野党民主党はトランプ大統領の支持率低迷や一連の補欠選での勝利で機運が高まるなか、中間選挙では下院(定数435議席)で23議席を積み増し、過半数を獲得することを目指している。

このうちカリフォルニアとニュージャージーの2州では、現在共和が握る議席のうち10数議席の奪取を狙う。

注目のカリフォルニア州では民主党候補が主要選挙区で本選に進むことになった。

カリフォルニア州の予備選は、所属政党に関係なく得票数の最も多い2人が本選候補となる制度を採用しており、場合によっては民主党候補者同士の票の奪い合いにより、共和党候補2人が本選に進む可能性もでていた。

カリフォルニア州で民主党は、共和党が議席を有する大都市近郊などでの奪還を狙っているが、共和党員の投票率が高ければそれが難しくなる。

下院48区では特に激戦が繰り広げられている。同区では16年の大統領選でクリントン民主党候補が共和党候補だったトランプ氏に勝利した一方で、共和のダナ・ローラバッカー下院議員が再選された。

予備選でローラバッカー氏の本選進出が確定したが、民主党候補者が乱立した結果、2位を2人の民主党候補者が僅差で争っている。これに1000票遅れで次の共和党候補が続いており、本選でローラバッカー氏が共和党候補と対戦する可能性も残っている。

トランプ大統領はツイッターで「高税率、高犯罪率のカリフォルニア」では共和党候補を支持するよう訴えた。「大きな変革をもたらすことになる」と強調した。

共和党は上下両院で過半を握る。民主は上院で2議席積み増すことができれば過半数を奪取できるが、2年前の大統領選でトランプ氏が勝利したインディアナ、モンタナ、ノースダコタなどの州では議席を守る必要がある。

ニュージャージー州の民主予備選では、公務員出身者など保守派候補がリベラル派よりも優勢となった。同州モントクレア州立大学のブリジッド・ハリソン政治学教授は「ニュージャージー州を制しない限り、民主は下院過半数を獲得できないだろう」と指摘した。

同州南部の下院選挙区は、保守派のジェフ・バン・ドリュー上院議員がリベラル派の候補を制して勝利したとみられる。同州の別の選挙区では、オバマ前政権下で公職に就いていたトム・マリノウスキー氏がリベラル派グループが支持する2人の他候補を引き離した。本選では共和党候補との激戦が見込まれている。

民主は共和が同州で握るほかの2地区の獲得も目指している。

ニュージャージーと同様に重要なカリフォルニア州では、民主は共和が持つ下院14議席のうち10地区に照準を合わせている。

5日はアイオワ、ミシシッピ、アラバマ、モンタナ、サウスダコタ、ニューメキシコの各州でも予備選が行われた。民主の予備選では複数の女性候補が勝利した。

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