ニュース速報

ワールド

原油先物が1%超上昇、4カ国のカタール断交や供給タイト化で

2017年06月05日(月)16時56分

 6月5日、取引で原油先物が1%超上昇している。サウジアラビアを含む4カ国のカタールとの断交や、石油輸出国機構(OPEC)の供給量の減少が市場のタイト化をもたらしているとの兆しが押し上げ要因となっている。カナダのカルガリー近郊で2014年撮影(2017年 ロイター/Todd Korol)

[シンガポール 5日 ロイター] - 5日の取引で原油先物が1%超上昇している。サウジアラビアを含む4カ国のカタールとの断交や、石油輸出国機構(OPEC)の供給量の減少が市場のタイト化をもたらしているとの兆しが押し上げ要因となっている。

0544GMT(日本時間午後2時44分)時点で、ブレント原油先物は0.67ドル(1.3%)高の1バレル=50.62ドル。

米原油先物は0.65ドル(1.4%)高の同48.31ドル。

サウジ、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、バーレーンは5日、カタールが過激主義を支持し地域の安定を揺るがしているとして同国との国交を断絶した。

エナジー・アスペクツの石油アナリストは「現時点では石油に対する地政学的なリスクプレミアムはそれほど織り込まれていない」とした上で、「サウジ、イラン、イラクなどOPECの主要産油国の間で緊張が高まれば、市場は注目し始める」と述べた。

国営石油会社サウジアラムコは4日、アジア、北西欧州、米国向けのアラブ・ライト原油の公定価格について、7月の適用分を引き上げた。OPECと非OPEC産油国による協調減産への取り組みが実際の価格に影響し始めた兆候が再び示された。

ただ米国の原油生産は増加しており、 ANZ銀行は5日、原油価格への圧迫は続いていると指摘。「投資家は市場をリバランス(再均衡)させるOPECの能力に引き続き懐疑的な見方を示している」とした。

*見出しを修正しました。

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

外国勢の米国債保有、11月は過去最高 中国は年初来

ビジネス

アマゾン、欧州内データ保管のクラウドサービス開始 

ワールド

トランプ氏、医療計画発表 保険料補助に代わり直接給

ワールド

メキシコ、USMCA更新交渉で今年前半の合意に期待
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 5
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 6
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 7
    年始早々軍事介入を行ったトランプ...強硬な外交で支…
  • 8
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 9
    母親「やり直しが必要かも」...「予想外の姿」で生ま…
  • 10
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 8
    「高額すぎる...」ポケモンとレゴのコラボ商品に広が…
  • 9
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 10
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中