ニュース速報
ビジネス

NY市場サマリー(7日)円一時160円台、株まちまち・利回りほぼ横ばい

2026年04月08日(水)07時05分

<為替> ドル‌が約11カ月ぶりの高値付近で安定的に推移した。‌米国が設定したイランに対する交渉期限が迫る中、市場は様​子見姿勢をみせている。トランプ氏は自身がイランとの交渉期限と定めた「米東部時間7日午後8時」を控えた7日朝、期限⁠までに交戦終結の合意が成立し​なければ「文明全体が今夜滅び、二度と取り戻せなくなる」と自身の交流サイト(SNS)に投稿。イランはこの警告を受け、米国との直接的な連絡を遮断した。       主要通貨に対するドル指数は99.852。先週は100.64と、2025年5月以来の高値を付けた。円は対ドルで159.835円まで下落し、政府・日銀による2024年の市場介入の水準に接近した。序盤では、160円台を付け⁠る場面もあった。    ユーロは1.1575ドルで取引を終えた。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 国債利回りが不安定な取引の中、ほぼ横ばいで推移した。トランプ大統領が定めたイランとの交渉期限が迫る⁠なか、合​意成立の兆しはほとんど見られていない。    10年債利回りは0.6ベーシスポイント(bp)上昇の4.341%となった。序盤で一時、取引時間中の最高水準となる4.38%を付けた。    一方、金利動向に敏感な2年債利回りは1.7bp低下の3.833%。一時、3.877%まで上昇したものの終盤にかけて上昇幅を縮小した。    2年債と10年債の利回り格差は50.6bp。    30年債利回りは2.7bp上昇の4.917%となった。      

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> トランプ大統領がイランに設定したホルムズ海峡開放の期限が迫る状況をにらみ、まちまちで取引を終えた。取引終盤には、パ⁠キスタンのシャリフ首相がトランプ氏に対し、イランに原油輸送の‌要衝ホルムズ海峡の封鎖解除を求める期限を2週間延長するよう要請。和平に向けた外交努力が着実に⁠進展⁠していると述べた。    これを受け、主要3指数が引けにかけて下げ幅を縮小。S&P総合500種とナスダック総合は小幅なプラスに転じ、5営業日続伸で取引を終えた。   個別銘柄では医療保険大手ユナイテッドヘルスが9.4%、同業のヒューマナが7.9%、CVSヘルスが6.7%、それぞれ上昇。米政府は6日、高齢者向け公的保険を民間が請け負って提供する「メディケア・アドバンテ‌ージ・プラン」について、民間医療保険会社に対する2027年の政府支払金を平均2.48%引き上げること​を最終決‌定。実質横ばいだった当初案か⁠ら大きく上積みされた。アップルは同社​初の折りたたみ式iPhoneの試験段階で問題に直面しており、量産や出荷の日程が遅れる可能性があると日経アジアが報じたことを嫌気し、2.1%安となった。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> トランプ米大統領がイランに対しホルムズ海峡の再開を求める期限が迫る中、市場の関心が集まり、小幅に上昇した。金現物は1833GMT(日本時間午前3時33分)時点で0.8%高の1オンス=4684.59ドル。先物の清算値は前日比変わらずの4684.70ド‌ルだった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> トランプ米大統領がイランに対しホルムズ海峡再開を求めて設定した期限を前に、米WTI先物が2022年以来の高値を更新した。清算値は、米WTI原油先物が0.54ド​ル(0.5%)高の1バレル=112.95ドル。一時、1バレル当たり約5ドル上昇する場⁠面もあった。一方、北海ブレント原油先物は0.50ドル(0.5%)安の109.27ドル。現在は米WTIの基準限月が5月、北海ブレントが6月。米WTIは通常は北海ブレントより安く取引されるが、足元では受け渡しの近い限月が高くなる傾向が強まり、価格が​逆転している。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 159.61/159.

64

始値 159.78

高値 160.03

安値 159.51

ユーロ/ドル NY終値 1.1594/1.15

96

始値 1.1553

高値 1.1605

安値 1.1549

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*00.0 4.8775

0 %

前営業日終値 97*26.0 4.8900

0 %

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*19.0 4.3010

0 %

前営業日終値 98*10.5 4.3350

0 %

5年債(指標銘柄) 17時05分 99*23.0 3.9376

0 %

前営業日終値 99*16.5 3.9830

0 %

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*04. 3.8001

50 %

前営業日終値 100*01. 3.8500

50 %

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 46584.46 -85.42 -0.18

前営業日終値 46669.88

ナスダック総合 22017.85 +21.51 +0.10

前営業日終値 21996.34

S&P総合500種 6616.85 +5.02 +0.08

前営業日終値 6611.83

COMEX金 6月限 4684.7 ‐0.0

前営業日終値 4684.7

COMEX銀 5月限 7198.7 ‐86.0

前営業日終値 7284.7

北海ブレント 6月限 109.27 ‐0.50

前営業日終値 109.77

米WTI先物 5月限 112.95 +0.54

前営業日終値 112.41

CRB商品指数 381.3786 ‐1.0802

前営業日終値 382.4588

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン停戦、ホルムズ海峡開放された時点で発効と米当

ワールド

イラン、自国への攻撃停止なら同様に対応=アラグチ外

ワールド

米との協議、10日にイスラマバードで開始 イラン表

ビジネス

実質賃金2月1.9%増、2か月連続プラス 基本給伸
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命防衛隊と消耗戦に
  • 4
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 5
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    【後編】BTS再始動、3年9カ月の沈黙を経て──変わる音…
  • 8
    5日間の寝たきりで髪が...ICUに入院した女性を襲っ…
  • 9
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 10
    「人間の本性」を見た裁判官が語った、自らの「毒親…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 7
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 8
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 9
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 10
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中