米ＵＰＳ、8月1日までの労使交渉妥結目指す 運転手スト回避へ

米物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス（ＵＰＳ）は１４日、難航している全米トラック運転手組合（チームスターズ）の労使交渉について、８月１日までの妥結を目指していると明らかにした。 ２０２０年９月撮影（２０２３年　ロイター/Lucy Nicholson/File Photo）

[１４日 ロイター] - 米物流大手ユナイテッド・パーセル・サービス（ＵＰＳ）は１４日、難航している全米トラック運転手組合（チームスターズ）の労使交渉について、８月１日までの妥結を目指していると明らかにした。

チームスターズは現在の契約が期限を迎える７月３１日までに妥結しなければストに入ると警告している。

米コンサルティング会社アンダーソン・エコノミック・グループ（ＡＥＧ）は、トラック運転手がストに入れば損失額は１０日間で７０億ドルを超えると試算。過去１００年であまり例を見ないほど大きな損失になると懸念されている。