米中間選挙の選挙戦が最終盤に入るなか、民主党にとっては出来すぎではないかと思えるほど好調な数字が並んでいる。

民主党のチャールズ・シューマー上院院内総務は「追い風が吹いている」と宣言。ハキーム・ジェフリーズ下院院内総務も、記者団に「過半数を奪還できる態勢が整っている」と語った。

上院選世論調査の平均支持率では、テキサス州やアラスカ州など2年前の大統領選でドナルド・トランプ大統領が制した州でも、民主党候補がリードしている。

だが党内には、自信とともに警戒感が広がっている。

もちろん、中間選挙は大統領選とは異なる戦いだ。投票率も違い、トランプ自身は候補者ではない。歴史的にも、政権を握っていない党が有利になる傾向がある。

現在、連邦議会選でどちらの党に投票するかを尋ねる世論調査では、各機関が算出する平均支持率のほぼ全てで、民主党が共和党を上回っている。だが投票日が迫り、期日前投票も始まるなか、民主党指導部や過去に党が躍進した選挙を経験した人々は、前回選挙で敗因となったような過信を警戒している。

「2024年の選挙が過信の戒めになる」と、民主党のハイディ・ハイトカンプ元上院議員は語る。「24年に、最後の最後まで何が起こるか分からないと、みんなが思い知った」

民主党が躍進した18年の選挙で、自らは再選を逃したハイトカンプは、24年の敗北の経験こそが、党による同じ失敗の繰り返しを防ぐと考えている。現在の優勢を過大評価してはならないとも警告した。

「有権者が民主党を選んでいると捉えて、安心しすぎてはいけない」と、彼女は言う。「ドナルド・トランプの党を拒否しているのだと思う」

「誤差の範囲内だ」
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