ニュース速報

ビジネス

シンガポールのOCBC銀、第4四半期は34%増益 利ざや拡大予想

2023年02月24日(金)14時29分

 2月24日、シンガポール2位の銀行であるOCBC銀行が発表した第4・四半期決算は前年比34%の増益となった。写真はシンガポールで昨年8月撮影(2023年 ロイター/Anshuman Daga)

[シンガポール 24日 ロイター] - シンガポール2位の銀行であるOCBC銀行が24日発表した第4・四半期決算は前年比34%の増益となった。

金利上昇が寄与したが、ウェルスマネジメント部門の手数料収入と保険部門の業績は大幅に悪化した。

第4・四半期の純利益は13億1000万シンガポールドル(9億7600万ドル)。前期比では19%の減益だった。

非金利収入は前年比42%減。ウェルスマネジメント部門の顧客の投資活動低迷で手数料収入が減ったことや、保険部門の評価損計上が主因。

ヘレン・ウォン最高経営責任者(CEO)は、予想より早い中国経済の再開がアジア経済の支援要因になる可能性があると指摘。インフレ圧力が根強いため、高金利が続くとの見方を示した。

今年の純利ざやの予想は2.1%。昨年は1.91%だった。融資の増加率は1桁台半ばになる見通し。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:ヒット続出、ホラー映画が映画館救う 著名

ワールド

EUに8月から関税30%、トランプ氏表明 欧州委「

ビジネス

GMメキシコ工場で生産を数週間停止、人気のピックア

ビジネス

米財政収支、6月は270億ドルの黒字 関税収入は過
MAGAZINE
特集:大森元貴「言葉の力」
特集:大森元貴「言葉の力」
2025年7月15日号(7/ 8発売)

時代を映すアーティスト・大森元貴の「言葉の力」の源泉にロングインタビューで迫る

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 3
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打って出たときの顛末
  • 4
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 5
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 6
    主人公の女性サムライをKōki,が熱演!ハリウッド映画…
  • 7
    【クイズ】未踏峰(誰も登ったことがない山)の中で…
  • 8
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 9
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 10
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 1
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 2
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 3
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...APB「乗っ取り」騒動、日本に欠けていたものは?
  • 4
    シャーロット王女の「ロイヤル・ボス」ぶりが話題に..…
  • 5
    「飛行機内が臭い...」 原因はまさかの「座席の下」…
  • 6
    アリ駆除用の「毒餌」に、アリが意外な方法で「反抗…
  • 7
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 8
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 9
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 10
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中