ニュース速報

ビジネス

印アダニ、ドル建て社債利払い履行 信用報告書発行へ=関係筋

2023年02月03日(金)10時12分

 2月2日、インドの財閥アダニ・グループの傘下企業は期日だったドル建て社債の利払いを実施した。アーメダバード近郊の同社で1月撮影(2023年 ロイター/Amit Dave)

[ニューデリー/ニューヨーク 2日 ロイター] - インドの財閥アダニ・グループの傘下企業は2日が期日だったドル建て社債の利払いを実施した。社債保有者の1人とグループの戦略を知る関係者がロイターに明かした。

同グループは、空売りで知られる投資会社ヒンデンブルグ・リサーチが先週出したリポートで事業慣行の問題を指摘されて以来、インド上場株とドル建て社債の価格が総崩れとなっている。

関係筋によると、傘下アダニ・ポート・アンド・スペシャル・エコノミック・ゾーンとアダニ・トランスミッションは利払いを実施した。

アダニ・グループはまた、ヒンデンブルグのリポートで指摘された流動性を巡る懸念に対応し、信用報告書を3日までに出す予定だという。

ロイターの推計によると、アダニ・ポートは2031年以降が満期の3つの社債について、2日に約2400万ドルの利払い期日が到来。

証券会社CLSAは1月26日のレポートで、同グループの上位5社の負債が2兆1000億インドルピー(256億ドル)に上ると試算している。銀行からの借り入れは全体の38%にとどまり、社債とコマーシャルペーパーが37%を占めているとした。

関係筋によると、アダニは信用報告書で信用力の観点から流動性や現金などの問題はないと説明する方針。また、社債の利払いは「通常通り継続する」見通しだと同筋は語った。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

〔アングル〕-ホルムズ海峡封鎖で中東産油国に明暗、

ワールド

ロシア、黒海の石油施設に被害 ウクライナが無人機攻

ビジネス

中東戦争でインフレ加速・成長鈍化の恐れ、世界成長の

ワールド

トランプ氏、日本など名指しで非難 対イラン軍事作戦
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙の2大テーマでAI懸念を払拭できるか
  • 4
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 5
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 6
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 7
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 8
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 9
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 10
    スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のア…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中