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米国株式市場=S&P小幅安、軟調な業績見通しで景気懸念が再燃
2023年01月26日(木)06時32分
米国株式市場はS&P総合500種が下落して取引を終えた。25日、ニューヨーク証券取引所で撮影(2023年 ロイター/Andrew Kelly)
[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種が下落して取引を終えた。一連の軟調な企業決算を受け、米連邦準備理事会(FRB)の制限的な政策による景気への影響を巡る懸念が再燃した。
ただ、午後の取引では主要3指数がいずれも下げ幅を縮小し、この日の安値から大きく戻して引けた。
マイクロソフトのさえない業績見通しを受けて他のIT(情報技術)大手決算への警戒感が高まり、ハイテク株の比率が高いナスダック総合を圧迫した。
ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「相場が上下する日が見られ、綱引きが続いていることを示している」と指摘。「さえない業績見通しは、FRBの措置が機能しているという観点からは良いニュースだ」とした上で、「決算は重要だが、市場が真に注目しているのはFRBの金利とインフレ動向だ」と述べた。
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