ニュース速報

ビジネス

英中銀、国債売却の運用ルール発表 最低応札価格を設定へ

2022年09月01日(木)21時58分

 9月1日、イングランド銀行(英中央銀行、写真)は、保有国債の売却に適用する運用ルールを発表した。今月の金融政策委員会で最終承認する。8月撮影(2022年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 1日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は1日、保有国債の売却に適用する運用ルールを発表した。今月の金融政策委員会で最終承認する。

8月4日に検討事項として発表した通り、入札で受け入れる最低価格を設定する。入札結果の公表前に入札を中止する権利も保有する。

市場ではインフレの進行を背景に英国債の価格が下落。過去1カ月で市場のボラティリティーが高まっているが、中銀は市場が大規模な混乱に陥った場合にのみ、国債売却を停止する意向を示している。

英中銀は最低応札価格の設定について「入札で需要が弱い場合に供給量を減らす対応を取ることができる水準に設定される」と述べた。

国債の売却規模は四半期当たり約100億ポンドとなる見通し。

入札は、3─7年、7─20年、20年超の満期で分け2週間ごとに行う。

英中銀は2009年3月に開始した国債買い入れで計8750億ポンドを購入。2月に満期償還金の再投資を停止し、現在の残高は8440億ポンドとなっている。

英中銀は、積極的な売却と満期償還で今後12カ月で保有を800億ポンド削減すると見込む。

入札は、金融政策委の最終承認を経て今月下旬に開始される予定。

英国債売却と並行して、新たに週1回、期間7日の短期レポを実施する。これに伴いインデックス長期レポ(ILTR)の最上級担保の最低スプレッドをゼロから3ベーシスポイント(bp)に引き上げる。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

高市首相、応援演説で円安メリットに言及 米関税のバ

ワールド

米政府機関の一部が閉鎖、短期間の公算 予算案の下院

ビジネス

中国1月製造業PMIが50割れ、非製造業は22年1

ワールド

トランプ氏、労働統計局長にベテランエコノミスト指名
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 2
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵士供給に悩むロシアが行う「外道行為」の実態
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 5
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパ…
  • 6
    麻薬中毒が「アメリカ文化」...グリーンランド人が投…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 9
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 6
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 7
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 8
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中