ニュース速報

ビジネス

欧州市場サマリー(12日)

2022年08月13日(土)02時58分

[12日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。米国のインフレ率が低下している兆候を背景に、世界的に投資家心理が上向いた。

FTSE100種はポンド安や、エネルギーとディフェンシブ銘柄の大きなエクスポージャーに支援されて、今年に入って世界の他の株価を上回っている。週間では0.82%上げ、4週連続で上昇した。

12日は、第2・四半期の英国内総生産(GDP)が前期比0.1%減だったのを受けてポンドがドルに対して下落した。市場予想は0.3%減だった。

深刻化する生活費危機の影響を最も受けやすい小売りやレストランといった消費者向けの業界で弱さが増していることを引き続き示した。

製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は3.6%高。GSKは、発がん性物質が含まれていた抗潰瘍薬を巡る米国での訴訟への懸念から、前日まで大幅下落していた。GSKから事業分離した消費者向けヘルスケア企業ハレオンは2.2%上げた。

賭け業者のフラッター・エンターテイメントは14.1%と急上昇。急速に成長している米国事業で予想される損失を除けば、通期の業績が2021年を上回るとの見通しを示したことが好感された。

中型株で構成するFTSE250種指数は0.46%高。週間では1.43%上げた。

<欧州株式市場> 3日続伸して取引を終えた。医薬品銘柄が反発したほか、フラッター・エンターテインメントが買われたのが旅行・レジャー部門の上昇に寄与し、相場全体を押し上げた。

製薬大手サノフィ、グラクソ・スミスクライン(GSK)、GSKから事業分離した消費者向けヘルスケア企業ハレオンは0.8―3.6%上昇。抗潰瘍薬を巡る米国での訴訟に関して重要な変更はなかったとの発表が好感された。

STOXX欧州600種ヘルスケア株指数は0.23%上昇した。

STOXX欧州600種旅行・娯楽関連株指数は3.87%上昇。10週超ぶりの高値を付けた。

賭け業者のフラッターは14.1%高。フラッターに押し上げられ、アイルランドの主要株価指数は2.71%高。

STOXX欧州600種指数は週間では1.18%上昇した。

<ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回りが2週間ぶりに1%を上抜けた。米連邦準備理事会(FRB)が次回9月の会合でどの程度金利を引き上げるか見極める動きが続いている。

今週発表された7月の米消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化を受け、FRBが9月に0.75%ポイント利上げするという観測が後退。それに伴い債券利回りも低下したが、その後、複数のFRB当局者が金融引き締めに対するコミットメントを改めて表明したことを受け、利回りは再び上昇している。

独10年債利回りは一時、7月28日以来初めて1%を上回った。終盤の取引では2ベーシスポイント(bp)上昇の0.989%で推移した。

英10年債利回りは5bp上昇。英国立統計局(ONS)が12日発表した6月の国内総生産(GDP)は前月比0.6%減だった。ロイターがまとめた市場予想は1.3%減。

イタリア債はアンダーパフォームし、10年債利回りは6bp上昇の3.07%。

独伊10年債の利回り格差は210bpと、前日の203bpから拡大した。

<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード

ユーロ/ドル    1.0252 1.0296

ドル/円 133.56 133.26

ユーロ/円 136.98 137.22

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード

STOXX欧州600種 440.87 +0.71 +0.16 440.16

FTSEユーロファースト300種 1730.57 +2.11 +0.12 1728.46

ユーロSTOXX50種 3776.81 +19.76 +0.53 3757.05

FTSE100種 7500.89 +34.98 +0.47 7465.91

クセトラDAX 13795.85 +101.34 +0.74 13694.51

CAC40種 6553.86 +9.19 +0.14 6544.67

<金現物> 午後 コード

値決め 1796.7

<金利・債券>

米東部時間13時32分

*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード

3カ月物ユーロ 99.67 +0.01 99.66

独連邦債2年物 109.70 -0.07 109.77

独連邦債5年物 126.65 -0.18 126.83

独連邦債10年物 155.34 -0.17 155.51

独連邦債30年物 179.06 -0.38 179.44

*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード

独連邦債2年物 0.605 +0.035 0.486

独連邦債5年物 0.755 +0.031 0.734

独連邦債10年物 0.981 +0.010 0.925

独連邦債30年物 1.229 +0.009 1.231

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ポピュリズムに毅然と対応を、英中銀総裁表明 経済リ

ビジネス

ポルシェの25年販売、10%減 中国需要の低迷響く

ワールド

ブルガリア大統領、総選挙実施を発表 組閣行き詰まる

ワールド

プーチン氏がイラン大統領と電話会談、地域の緊張緩和
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 2
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑について野次られ「中指を立てる」!
  • 3
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試掘の重要性 日本発の希少資源採取技術は他にも
  • 4
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 5
    イランの体制転換は秒読み? イラン国民が「打倒ハ…
  • 6
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 7
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手が…
  • 8
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の…
  • 9
    イランの大規模デモ弾圧を可能にした中国の監視技術─…
  • 10
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 8
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中