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印マヒンドラ、EV電池確保で必要なら専門企業に投資=CEO
7月10日、インドのマヒンドラ・アンド・マヒンドラのアニシュ・シャーCEOは、EV増産のための将来的なバッテリーセル確保で、必要になればこの分野での「世界的な有力企業」に何らかの投資を検討するのもやぶさかでないと述べた。写真は印グレーター・ノイダで2020年2月撮影(2022年 ロイター/Anushree Fadnavis)
[ニューデリー 10日 ロイター] - インドの自動車大手マヒンドラ・アンド・マヒンドラのアニシュ・シャー最高経営責任者(CEO)はインタビューで、電気自動車(EV)増産のための将来的なバッテリーセル確保で、必要になればこの分野での「世界的な有力企業」に何らかの投資を検討するのもやぶさかでないと述べた。
マヒンドラは7日、EV新部門のために英政府系ブリティッシュ・インターナショナル・インベストメントから2億5000万ドルを調達している。
マヒンドラはEVのバッテリーやモーターなどの部品供給でドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)との提携を探っている。
シャー氏によると、VWとの案件は短期ないし中期的なバッテリー需要を満たすには十分。ただ、さらなる必要が生じる場合については、「われわれはバッテリーの自社生産に入るつもりはない」と表明。「バッテリー生産がとても得意な会社はある。そうした企業と我々がパートナーになることができる。何らかの形で一緒に投資していくことができるだろう」と述べた。
同氏は「われわれがそうした会社を保有する必要もないし、経営する必要もない」とも語った。
マヒンドラは今後数年で電動SUV(スポーツ用多目的車)5車種の導入を計画。2027年3月までにこの販売台数が計約20万台と、同社の年間SUV販売の最大3割を占めるようになると見込んでいる。
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