ニュース速報

ビジネス

ECB、中銀預金金利の引き下げ余地ある=オランダ中銀総裁

2021年01月28日(木)00時34分

[アムステルダム 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁は27日、金融状況の改善とインフレ目標の達成に必要であれば、中銀預金金利をさらに引き下げる余地があると述べた。

総裁はブルームバーグTVとのインタビューで「金利を下げる余地は依然としてある」とした上で「もちろん、われわれの総合的な金融スタンスと併せて考える必要がある。総合的な金融スタンスは多数の手段によって決まる」と述べた。

また、このところのユーロ相場の上昇がインフレ見通しに及ぼす影響を緊密に注視すると表明。「ECBのインフレ目標が脅かされるほどに影響が大きくなったとしても、ECBには当然、対応するための手段がある」とし、「全ての政策手段を全体的に検証する必要があるが、預金ファシリティ金利(DFR)は選択肢の一つとなる」と語った。

欧州経済については、新型コロナウイルスワクチンの普及で下半期には成長余地が拡大するとの見方を示し、今年の景気回復を「慎重ながらも楽観的」に見ていると述べた。

ただ、生産が比較的低水準にとどまるため物価上昇が限定されるとし、ユーロ圏の金利は当面は低水準にとどまると指摘。「金利を正常化できるまで、状況の展開を見極めたい」と述べた。

*内容を追加しました。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

ドル3カ月ぶり高値、パウエル発言で米債利回り上昇=

ビジネス

米株はFRB議長発言受け続落、ナスダック年初来でマ

ビジネス

米上院、コロナ対策法案の審議開始 週末に採決も

ビジネス

米FRB議長、「辛抱強く」対応と強調 現行政策は「

MAGAZINE

特集:人民元研究

2021年3月 9日号(3/ 2発売)

一足先にデジタル化する「RMB」の実力 中国の通貨は本当に米ドルを駆逐するのか

人気ランキング

  • 1

    台湾産「自由パイナップル」が中国の圧力に勝利、日本も支援

  • 2

    肉食恐竜が、大型と小型なのはなぜ? 理由が明らかに

  • 3

    ミャンマー国軍が「利益に反する」クーデターを起こした本当の理由

  • 4

    北極の氷が溶け、海流循環システムが停止するおそれ…

  • 5

    恐竜のお尻の穴(総排出腔)が初めて解明される

  • 6

    韓国でアストラゼネカ製ワクチン接種者2人が死亡 当…

  • 7

    無数の星? いいえ、白い点はすべて超大質量ブラッ…

  • 8

    アメリカは2022年北京五輪をボイコットする?

  • 9

    習近平国賓来日は延期でなく中止すべき

  • 10

    リコール不正署名問題──立証された「ネット右翼2%説」

  • 1

    バブルは弾けた

  • 2

    台湾産「自由パイナップル」が中国の圧力に勝利、日本も支援

  • 3

    がら空きのコロナ予防接種センター、貴重なワクチンは余って山積み──イギリスに負けたEUの失敗

  • 4

    ミャンマー国軍が「利益に反する」クーデターを起こ…

  • 5

    肉食恐竜が、大型と小型なのはなぜ? 理由が明らかに

  • 6

    リコール不正署名問題──立証された「ネット右翼2%説」

  • 7

    無数の星? いいえ、白い点はすべて超大質量ブラッ…

  • 8

    北極の氷が溶け、海流循環システムが停止するおそれ…

  • 9

    弁護士の平均年収は4割減 過去十年で年収が上がった…

  • 10

    トルコ宗務庁がトルコの有名なお土産「ナザール・ボ…

  • 1

    フィット感で人気の「ウレタンマスク」本当のヤバさ ウイルス専門家の徹底検証で新事実

  • 2

    ロシアの工場跡をうろつく青く変色した犬の群れ

  • 3

    屋外トイレに座った女性、「下から」尻を襲われる。犯人はクマ!──アラスカ

  • 4

    新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

  • 5

    韓国メディアが連日報道、米日豪印「クアッド」に英…

  • 6

    バブルは弾けた

  • 7

    中国はアメリカを抜く経済大国にはなれない

  • 8

    全身が泥で覆われた古代エジプト時代のミイラが初め…

  • 9

    台湾産「自由パイナップル」が中国の圧力に勝利、日…

  • 10

    現役医師が断言、日本の「ゆるいコロナ対策」が多くの…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

投資特集 2021年に始める資産形成 英会話特集 Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メンバーシップ登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら
World Voice

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!