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米国株は日中高値から後退、刺激策巡り懸念 ナスダックとS&P最高値

2021年01月26日(火)07時37分

 1月25日、 米国株式市場は、主要株価指数が日中高値から押し戻されて取引を終えた。写真は2020年12月、ニューヨーク証券取引所(2021年 ロイター/Jeenah Moon)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米国株式市場は、主要株価指数が日中高値から押し戻されて取引を終えた。財政刺激策の規模やタイミングを巡る懸念が高まり、主要企業の決算発表を控えた楽観ムードを圧迫した。ただ、ナスダック総合とS&P総合500種はそれでも終値で最高値を更新した。

バイデン大統領が25日、政府調達で米国製品を優先する「バイ・アメリカン条項」の抜け穴をふさぐ大統領令に署名すると政権高官が明らかにしたことを受け、終盤に買いが入り、両指数を押し上げた。

バイデン米政権は新型コロナウイルス経済対策について、1兆9000億ドルという全体の規模が大き過ぎるとの共和党議員からの懸念の払拭に努めている。

テミス・トレーディングの共同マネジャー、ジョー・サルッジ氏は「市場を支えているのは刺激策だ。それが急になくなれば問題だが、そのようなことはしないだろう」と述べた。

ナスダック総合は一時1.4%急伸し、取引時間中の最高値を更新した。先週発表されたネットフリックスの好決算を受けて、マイクロソフト、フェイスブック、アップルなどが上昇した。

ウェドブッシュは、マイクロソフトの目標株価を引き上げた。同社のクラウド事業が2021年にさらに拡大するとみている。マイクロソフトは26日に決算を発表する。

S&Pの主要セクターでは、情報技術や通信サービスなど大型成長株が含まれるサブ指数が最高値で引けた。

この日は金融、エネルギー、素材といった経済再開への期待から大きく上昇してきたセクターが下げを主導。一方、公益事業、主要消費財、不動産といったディフェンシブセクターがアウトパフォームした。

製薬大手メルクは25日、新型コロナウイルスワクチン2種類の開発を打ち切ると発表した。株価は一時急落したものの、0.21%高で終了した。

ビデオゲーム販売のゲームストップは、値動きの荒い展開の中、18.12%高で引けた。

ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.33対1の比率で上回った。ナスダックでは1.12対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は163億7000万株。直近20営業日の平均は132億1000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 30960.00 -36.98 -0.12 30989.85 30989.85 30564.06

前営業日終値 30996.98

ナスダック総合 13635.99 +92.93 +0.69 13681.21 13728.98 13368.68

前営業日終値 13543.06

S&P総合500種 3855.36 +13.89 +0.36 3851.68 3859.23 3797.16

前営業日終値 3841.47

ダウ輸送株20種 12849.82 -6.72 -0.05

ダウ公共株15種 872.17 +14.23 +1.66

フィラデルフィア半導体 3079.21 +4.81 +0.16

VIX指数 23.19 +1.28 +5.84

S&P一般消費財 1372.35 +4.22 +0.31

S&P素材 465.88 -2.55 -0.54

S&P工業 743.26 -5.15 -0.69

S&P主要消費財 675.78 +6.07 +0.91

S&P金融 500.26 -3.85 -0.76

S&P不動産 231.22 +1.89 +0.82

S&Pエネルギー 314.17 -3.37 -1.06

S&Pヘルスケア 1379.86 +8.96 +0.65

S&P通信サービス 226.98 +0.84 +0.37

S&P情報技術 2359.62 +20.50 +0.88

S&P公益事業 325.91 +6.23 +1.95

NYSE出来高 12.51億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 28840 + 60 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 28825 + 45 大阪比

(S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

ロイター
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